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『白くまになりたかった子ども』
L'ENFANT QUI VOULAIT ETRE UN OURS 
配給:ミラクルヴォイス、ビターズエンド(地方配給)
オフィシャルサイト:
http://www.miraclevoice.co.jp/shirokuma/


キャスト スタッフ データ
声の出演
ケヴィン・ソミエ
グウェナエル・ソミエ
パオロ・ドミンゴ
ブノア・アルマーヌ
アリアンヌ・ドゥヴィエグ
ベルナール・アラーヌ
パトリック・ポアヴェイ
アニー・ミロン
サイード・アマディ
監督:ヤニック・ハストラップ
製作総指揮:マリー・ブロ
      ディディエ・ブリュネール
原作:ベン・ハレー
脚本:ミッシェル・フェスレール
音楽:ブリュノー・クレ
※2003年ベルリン映画祭キンダーフィルムフェスト 準グランプリ 受賞

2002年/フランス、デンマーク/カラー/ヴィスタ・サイズ/ドルビーSR/1時間18分

イントロダクション
「美しい絵本のような色彩と一体化した音楽に満ちたデンマーク発のアニメーション作品」
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 日本の映画界におけるアニメーション映画の受け止め方が変わってきたのは、やはり宮崎駿の影響が大きかったのだろうなと思う。子供はもちろん、老人も含めた大人まで皆がこぞって劇場に足を運んだ作品って、宮崎駿のアニメぐらいだからね。それ以降、マニアや一部のファンのためだけでなく、大人も楽しめるアニメという形で様々な作品が紹介されている。最近ではフランスのアニメーション『キリクと魔女』が公開された(同作品の監督による『プリンス&プリンセス』の公開も間近だ)。今回紹介する作品『白くまになりたかった子ども』もそんな大人も楽しめるアニメーションである。
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 この作品『白くまになりたかった子ども』はデンマーク製作によるもの。デンマーク映画といえば、『ドッグヴィル』のラース・フォン・トリアーなどによる“ドグマ95”などを思い出す人が多いと思うけれども(最近では『しあわせな孤独』、『幸せになるためのイタリア語講座』も話題になりました)、良質な大人も楽しめる子供向け映画を数多く生み出す北欧に位置することから、やはり多くのそういった作品を送り出している(それらの作品がなかなか日本では公開されないのは商売にならないなどという事情があるわけだ)。もちろん、今回の作品も子供が観ても存分に楽しめる内容である。
 絵本を1ページ、1ページ切り抜いたかのような美しい色彩感覚の中で展開されていく北極に暮らすイヌイットと白くまの数奇な物語。この作品を監督したのは、『鳥たちの戦争』(1990)で1991年カンヌ国際映画祭グランプリを受賞しているデンマークを代表するアニメーション作家ヤニック・ハストラップ監督。この作品も2003年ベルリン映画祭キンダーフィルムフェストにおいて準グランプリを受賞している。
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「この物語のベースには、北極の白い砂漠に住む、想像性とユーモアに溢れたイヌイットたちの真実がある。」と監督自身が語るこの物語の原作は数多くの子供向け作品を書いてきているデンマークの作家ベン・ハレー(ハストラップ監督の代表作でもある『サムソンとサリー』も彼の原作である)。この原作を脚本化したのはパトリス・ルコント監督の『リディキュール』などの共同脚本も手がけているミッシェル・フェスレール。彼はこの脚本に関して「鳥や白くま、クジラにセリフをつけることができるなんて、なんという自由、なんという幸福だろう・・・・」とその喜びを語っている。映画の中でも印象的な音楽は2度のセザール賞を受賞しているブリュノー・クレが担当している。

ストーリー
「白くまに育てられた子供がなりたかったもの」
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 子供を身ごもっている白くまの母親と父親の二匹。二匹はオオカミの群れに追われながらもかろうじて逃げ切ることができた。しかし、それが原因となったのか、母親は子供を死産してしまう。
 一方、そこに暮らすイヌイットの夫婦には待望の赤ちゃんが誕生していた。遠くで鳴くクマの声にちなんで、その子は“チビクマ”と名づけられた。
 子供を失った悲しみにくれる母くまを慰めるために、父くまは喜びに満ち溢れるイヌイットの家に忍び込み、誕生したばかりの赤ちゃんをさらい、母くまに差し出す。最初は人間の子だということで、関心のなかった母くまだが、次第に愛情を抱き、くまとして育てていくことになる。その頃、赤ちゃんを失ったイヌイットの夫婦は子供を取戻すために白くまを追っていた。
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