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『幸せになるためのイタリア語講座』
配給:ザジフィルムズ
オフィシャルサイト:
http://www.zaziefilms.com/italian/

キャスト スタッフ データ
アンダース・W・ベアテルセン
ピーター・ガンツェラー
ラース・コールンド
アン・エレオノーラ・ヨーゲンセン
アネッテ・ストゥーベルベック
サラ・インドリオ・イェンセン
監督、脚本:ロネ・シェルフィグ
製作:イブ・ターディーニ
撮影:ヨーゲン・ヨハンソン
録音:ルーネ・パルビング
編集:ゲアード・チュア
第51回ベルリン国際映画祭 銀熊賞、国際批評家連盟賞、エキュメニック賞、ベルリナー・モルゲンポスト読者賞 受賞
2003年カンザス・シティ批評家教会賞 最優秀外国映画賞 受賞
2001年パリ映画祭観客賞受賞
2001年ワルシャワ国際映画祭観客賞受賞
2001年ハンプトンズ国際映画祭観客賞(最優秀映画賞)受賞
ほか、各種映画祭で受賞及びノミネート

2000年/デンマーク/35ミリ/カラー/1.37スタンダード/ドルビー/1時間52分

イントロダクション
「デンマーク発。最高にいい気分にさせる不器用な大人の恋の物語」
 2001年の第51回ベルリン国際映画祭において銀熊賞ほか全4部門を受賞。その他数多くの映画祭で受賞及びノミネートされ、世界中の観客を“最高にいい気分”にさせた不器用な大人たちの恋愛物語を描いた作品が、今回紹介する『幸せになるためのイタリア語講座』である。
 この作品は『ミフネ』、『セレブレーション』、現在公開中の『しあわせな孤独』などでも取り入れられているドグマのルールに則って、撮影されている。しかし、大方の作品に感じるような(ある人にとっては息苦しさを感じるかもしれない)ドグマらしさを全く感じさせないじわじわと沁み込んでくる心地よさを持った作品に仕上がっている。多分、ドグマという説明がなければ、これがドグマなのかと思ってしまうような作品である。
 そんな作品を監督したのはこの作品が劇場長編3作目に当たる女性監督 ロネ・シェルフィグ。彼女の作品としてはこれが日本発公開の作品となるが、デビュー作はフランスのルーアン映画祭で審査員大賞、第2作もモントリオール国際映画祭グランプリを受賞するなど国際的な評価も高く、この『幸せになるためのイタリア語講座』の世界的な評価とヒットにより製作された最新作『Wilbur Wants to kill Himself』(公開が楽しみですね)も高い評価を獲得している。今後の活躍が大いに期待されている監督のひとりである。ちなみにこの作品はドグマ初の女性監督による作品となっている。
 この作品について監督は「ラース・フォン・トリアー(ドグマの創設者の1人で、『ドッグヴィル』、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などの監督)が率いるゼントロッパ社から、最初の“ドグマ・シスター”になる気はないかという素晴らしいオファーをもらったが、そのときはドグマにふさわしいアイデアがなかったので機会があったら、ぜひと言っておいた。その後、しばらく、アイデアを考えていたのだが、その時浮かんだのがあるスタジオのことだった。そのスタジオをベースに自分が一緒に仕事をしてきた俳優たちと自分の好みの映画-ユーモアとラブストーリー、そして少しの悲しみがあるものを作ろうと考えた。それがこの作品『幸せになるためのイタリア語講座』です。」と語っている。ドグマのルールに関しては「ルールに関しては自主的なもので、誰もそんなに気にしていないけれども、制約があるということでスタイルやテクニックへのこだわりを避けることができ、インスパイアが生まれてくるし、手に入るものの中から一番真実に近いものを取り込んでいくという部分では、完ぺき主義的な側面を持つものでもある。それ以外はコントロールのしようもないので、まるでヒッピーになったように楽しい気分になる効果的で最高の撮影でした。」と語っている。
 ちょっとした縁でイタリア語の夜間講座に集まった(デンマークでは夜間のスクールがとても盛んなのだという)大人たち。彼らの誰もがどこか不器用な面やトラブルを抱えながら生活しているのだが、そのイタリア語教室に集まるうちに新たなつながりが生まれ、生きる楽しみが湧き出してくるというこの物語、日本の資格取得のための学校(セカンドスクール)などでこういった経験を味わった人もきっといるだろう(僕は結婚した友人を知っている)。そんな人たちはもちろん、現状が嫌で仕方のないサラリーマンやOLにとってもお勧めの一服の清涼剤のようにほんわかと優しくなれる気分を与えてくれる作品になっています。若い人はもちろんだけど、どちらかといえば中年に差し掛かったり、超えた層がより共感できる内容になっているんではないかと思うので、普段、ミニシアター系の映画なんてと思っている方も、ぜひ、劇場に足を運んでみてください。きっと、最高にいい気分になりますから。

ストーリー
「イタリア語講座に集まった不器用な大人たち。その行方は」
 コペンハーゲン近郊のとある街。この街に偏屈な初老の牧師の代理としてやってきた新米牧師のアンドリアス。彼は初老の牧師が牧師館を明け渡さないため、ホテルに泊まることになった。そのホテルにフロントマンとして勤務するヨーゲン。彼はアンドリアスがマセラッティに乗っていると聞くと、イタリア語で自己紹介を始め、イタリア語講座へ牧師を誘う。彼は市の主催する夜間のイタリア語講座に週1回通っているのだ。そんな彼は大きな悩みを抱えていた。彼の勤めるホテルが経営するスタジアム・レストランのオーナーをクビにするように上司に命じられていたからだ。そのオーナーはヨーゲンの無二の親友でイタリア語講座の仲間であるフィンだったのだ。ここにはヨーゲンが密かに想っているジュリアという名のイタリア娘も働いていた。友情とジュリアもいなくなるという思いから、ヨーゲンはフィルにクビを言い出せず、その髪をなんとかしろと美容室に行くことを助言する。その美容室の美容師カーレン。彼女は病気の母親のわがままと看病に疲れきっていた。そんなところにやって来たフィルと彼女はお互いに惹かれあっていく。 フィルのレストランにパンを卸しているパン屋で働くオリンピア。とんでもなく不器用な彼女は、部屋でテレビばかり見て暮らす父親とのいざこざが絶えなかった。彼女の夢は記憶の片隅にしかないイタリア人の母親の母国語イタリア語を学ぶことだった。そんな彼らは自然とイタリア語講座に集まってくるのだが・・・・。
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