「官能小説サークルに入ったチェリーボーイとそこでプロとして活躍する女性部員の関係」
二浪の末に大学に合格した田所健一。これから大学生活を楽しもうと考えていた彼がたまたま勧誘され、入ることとなったサークルは官能小説サークルだった。顧問だか学生だか分からない年配の男や外国人などがいるこの不思議なサークル、田所の歓迎会の最中にやって来たのが、このサークル唯一の女性で、すでに官能小説家として活躍する真山葉月だった。田所のエロ話が盛り上がる中、真山は強烈な一言を放つ「童貞でしょ」。必死に否定する田所だが、時はすでに遅かった。
それから数日後、真山に声をかけられた田所は彼女のアパートへと向かう。そして、タオルを出され、シャワーに入るように言われ、あれよあれよという間に田所は童貞を失う。しかし、そんな嬉しさもほんのつかの間の出来事だった。真山にとって田所は道具でしかなかったのだから。意気消沈し、怒りがみなぎる田所だが・・・・。 |