新着映画情報
Bunkamuraル・シネマ(7/4より改修工事中) リニューアルオープンを飾る第一弾作品に、2011年の第61回ベルリン国際映画祭の特別招待作品として上映され、大きな感動と共感を呼んだチェン・カイコー監督最新作「運命の子」が決まった。
「さらば、わが愛/覇王別姫」がカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、Bunkamuraル・シネマの興行成績歴代2位に入る大ヒットを記録。続く「花の影」や「北京ヴァイオリン」も好成績を残し、さらには、蜷川幸雄が演出を手掛けた舞台「さらば、わが愛 覇王別姫」もその後、上演されるなど、Bunkamuraと馴染が深く、ファンも多いチェン・カイコー監督の最新作が、リニューアルオープンというカルチャーイベントを飾る。
「運命の子」は、司馬遷の「史記」に描かれるなど、中国で2000年以上の永きに渡って語り継がれ、京劇としても今なお高い人気を博す「趙氏孤児」を初映画化 したもの。中国・春秋時代に実際に起こった歴史的事件を元につくられた物語は、ただ一人生き残った一族の遺児の過酷な運命とその命をつないでいく人々の希望を描いた一大歴史ロマン。
監督:チェン・カイコー(「さらば、わが愛/覇王別姫」「花の影」「始皇帝暗殺」「北京ヴァイオリン」「花の生涯〜梅蘭芳」)
出演:グォ・ヨウ(「活きる」「女帝[エンペラー」)
ワン・シュエチー(「花の生涯〜梅蘭芳」「孫文の義士団」)
ファン・ビンビン(サントリー烏龍茶CM、「孫文の義士団」)
チャン・フォンイー(「さらば、わが愛/覇王別姫」「レッドクリフ」)
ホワン・シャオミン(TVドラマ「新・上海グランド」 「女帝[エンペラー」)
原作:司馬遷「史記」<世家> 原題:趙氏孤児(SACRIFICE)
2010年/中国映画/カラー/128分/ドルビーSR 配給:角川映画
2011年12月23日(金・祝) Bunkamuraル・シネマにてロードショー