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第64回カンヌ国際映画祭“ある視点”部門オープニング上映作品で、ガス・ヴァン・サント監督最新作として各方面から期待の高まる「永遠の僕たち」(原題: Restless)、12月23日(金・祝)より、TOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国順次ロードショーが決定した。
主演のイーノックには、昨年急逝したデニス・ホッパーの息子ヘンリー・ホッパーが抜擢され、相手役のアナベルには、「アリス・イン・ワンダーランド」のアリス役から、最近では「キッズ・オールライト」でデリケートな役柄に挑戦し躍進めざましいミア・ワシコウスカ。そして重要な役どころ、イーノックのたった一人の友人“ヒロシ”には加瀬亮。
また、カンヌに続き第24回東京国際映画祭(10/22〜10/30)に特別招待作品として出品される事が決定した。
<加瀬 亮のコメント>
「ドラッグストア・カウボーイ」、「マイ・プライベート・アイダホ」など、ガス・ウ゛ァン・サント監督の映画には若い時、ずいぶんと夢中になりました。あれから長い年月を経て、そんな監督と一緒に仕事ができたことは本当に大きな喜びでした。
また憧れのDP(撮影監督)のハリスさんや才能あふれるミア(ワシコウスカ)の仕事を間近でみれたのも、大変刺激になりました。スタッフ、共演者たちとは現場以外で過ごした時間も多く、貴重な体験でした。
今作は、ガス監督の作品にしてはとても風変わりですが、絵本のような可愛らしい映画に仕上がっていて、多くの方に楽しんでいただけたらと思っています。
【作品概要】
あの「ミルク」から3年、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」で瑞々しい青春を描いたガス・ヴァン・サント監督が死にとり憑かれた3人の主人公たちの、ピュアでエモーショナルでちょっぴり奇妙な青春映画を産み出した。
交通事故で両親を亡くし、臨死体験をした少年イーノック。話し相手は、彼だけが見える死の世界から来た青年ヒロシだけだった。他人の葬式を覗いて歩くことを日常とする死に囚われた少年は、そこで難病に冒され余命3ヶ月と告げられた少女アナベルと出会う―。ヒロシがそっと見守る中、死が結びつけた2人。残された時間、僕たちは何かできるだろうか? 一緒に過ごす事を決めた2人の世界が輝き始める・・・。
監督:ガス・ヴァン・サント 脚色:ジェイソン・リュウ
製作:ブライアン・グレイザー/ロン・ハワード/ブライス・ダラス・ハワード/ガス・ヴァン・サント
出演:ヘンリー・ホッパー/ミア・ワシコウスカ/加瀬亮ほか
2011/アメリカ/90分
12月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国順次ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント