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3月22日(月)午前10時20分、1000人のファンが詰めかける中、成田に到着したジョニー・デップ。その足で、彼と7度目のタッグを組んだティム・バートン監督と共に13時から記者会見を開催。会見後は、17時からファンイベント、19時からプレミア試写会と2つのイベントに参加。超多忙な一日となった。
≪空港取材≫
空港には、緊急来日したジョニー・デップを一目見ようと全国各地から1000人ものファンがつめかけた。成田空港に降り立ったジョニーは疲れた様子も見せず、集まったファンに笑顔を見せ、「日本のファンはスウィートで嬉しい」「また帰ってこれて嬉しい」とコメント。そしてジョニーの日本での超ハードスケジュールな1日がはじまった。
たった2〜3分ではあったものの、実際にジョニーに会えた日本のファンたちは大満足の様子で、「10年間ファンで初めて(ジョニーを)見れて泣きました。」と泣き崩れるファンの姿も。また、手を振り返してもらって感動で震えが止まらないファンなど、ジョニー・デップの変わらぬ人気ぶりをみせた。
≪来日記者会見≫時間:13:00〜 場所:新宿パークタワー3階 パークタワーホール
緊急来日も関わらず全国から集まった350人もの報道陣の前に姿を現したジョニー・デップとティム・バートン。ジョニーは「皆さんの温かい歓迎には感動します。日本は本当に特別な国です。ありがとう!」とコメント。 ティム・バートンは「こんにちは!」と、日本語で挨拶してみせた。
質疑応答では、普段から帽子がトレードマークのジョニー・デップにマッド・ハッター役を演じてみてどうだったかという質問が出ると「帽子屋を演じることは、僕自身と決してかけ離れたものではなかった。帽子は大好きだし、帽子は昔の古き良き時代を思い出させてくれる」と話し、本作のマッド・ハッター役にまさにぴったりなコメントを披露。
また、ティム・バートンは今回3Dでの映画制作であったことを聞かれると、「3Dがあったからこそ、この作品をやりたいと思ったんだ。3Dでの映画づくりはとても興奮したし楽しかった!」と、語った。 今まで一度も衝突したことがないというエピソードを披露した二人。会見中も終始笑顔で談笑するなど仲の良さがうかがえた。
≪ファンイベント≫ 時間:17:00〜 場所:恵比寿ガーデンプレイス
会場は、アリスが“アリス”としてのアイデンティティを取り戻すため、そしてワンダーランドを救うため残忍な赤の女王の城に乗り込むという映画の設定から、赤の女王の城をイメージした豪華なステージが用意され、まるでワンダーランドを再現したかのようなセットが組まれた。そこに向けてレッドカーペットが敷かれ、ティムが現れると、抽選で選ばれた300人のファンから大歓声があがった。続いてジョニーが登場するとファンたちの歓声は最高潮に。この日、惜しくも抽選にもれたファンたちは、赤の女王の城を囲うかのように3500人集まり、ジョニーとティムを見守った。
会場は、イベント開始時刻よりも大幅に早い昼すぎから、すでに多くのファンで埋め尽くされた。抽選で選ばれたファンの中には「朝、ジョニーを空港でお出迎えして、急いで恵比寿にかけつけた」「四国からはるばるやってきた」などと話すファンもおり、劇中のジョニー演じるマッド・ハッターのコスチュームを真似た格好、アリスの格好に扮してイベント開始を今か今かと待つ情熱的なファンなどが集まっていた。
ティムとジョニーは、ゆっくりと1人ずつにサインするなどファンと交流しながらカーペットを進み、ステージに到着すると、「今日は寒い中来てくれてありがとう!」と多くのファンが駆けつけてくれたことに対する感謝の気持ちと喜びを語った。
本イベントには、主人公のアリスが19歳であることに因み、同じ年齢の福田沙紀、谷村美月、クミッキーこと舟山久美子らが駆けつけ華を添えた。
≪ジャパンプレミア試写会≫ 時間:19:30〜 場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ Screen2
この日を締めくくるジャパンプレミア試写会には、日本で初めて本作を観る機会を得た300人の幸運な観客が来場。上映前には本作でワンダーランドで救世主“アリス”を待ち続け、共に戦う“マッドハッター”を演じたジョニー・デップと監督ティム・バートンの2人が舞台挨拶を行い客席のファンを喜ばせた。「日本に来る時はいつもワンダーランドに来ている感覚です。歓迎していただいてありがとうございます。」と、ティム。ジョニーは、「いつも信じられないくらいの温かい歓迎をありがとう。皆様のおかげでこうして映画に出ることができているし本当に感謝しています。」と感謝の意を述べた。
この来日キャンペーンで集まったマスコミ総数700人、ファン5100人。ワールドワイドでの興行成績樹立が期待されている本作。日本での超加熱人気も最高潮に達し、爆発的な大ヒットに更なる期待が高まった。本作は4月17日、いよいよ公開。