「ルックスは全く同じなのに性格は正反対の女性、男の心はその女性たちの間で揺れ始める」
大学院に通う、内気な性格の女性ウー・ファンは自分のふさわしい男性を求めて、ブラインド・デートを繰り返していた。その際に彼女はひとつのルールを決めていた。それは緑茶を注文すること。グラスの中に落とした茶葉の開き方で、相手の男との恋の行方を占っているのだ。その緑茶占いは彼女が友人から教えてもらったものだった。 この日、彼女が逢った男性はチン・ミリャン。彼は彼女に惹かれていき、何度となく、半ば強引にデートへと誘い出すが、うまくいくのか、いかないのか、さっぱり見当がつかない。
彼女と喧嘩別れをしたある夜、彼は友人と行ったホテルのラウンジで彼女に瓜ふたつの女性がピアノを演奏している姿を見かける。友人によれば、彼女は誰とでも寝る女なのだという。疑心暗鬼で彼女に声をかけると、そこにいたのはあの大学院生とは全く正反対の奔放な性格の女性で、彼はベッドを共にする。そして、ふたりの女性の間で男の心はあの茶葉のように揺れ動いていく。
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