「ひとりの女性を巡る兄弟の関係が行き着く先・・・」
シルビオとビクトルの兄弟は母をなくし片田舎からサンチアゴへやって来た。弟の17歳の誕生日、兄はそのお祝いに弟をナイトクラブへ連れて行った。その目的は弟の童貞を卒業させてやることだった。弟が裏部屋でその行為に励んでいた頃、クラブでは揉め事が起き、兄はそれをうまく仲介する。その行為を見ていたクラブのオーナーであり、裏組織のボスは兄を組織に招き入れる。その頃、行為を終えた弟はあるダンサーに一目ぼれしていた。ダンサーの名はグラシアだった。数日後、弟はグラシアの昼間の働き先に足を運び、デートの申し込みをする。誘いを受けた彼女は彼と次第に心を打ち溶け合っていく。しかし、グラシアは弟の手には負えないバックを持った女性だった。彼女は兄の働く組織のボスの女だったのだ。そして、そのボスのお気に入りとなった兄は留守中の彼女の世話を申し付けられ、彼女と関係を持ってしまう。
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