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ターミネーターの生みの親であり、「ターミネーター」「ターミネーター2」の監督・脚本を手がけた、ジェームズ・キャメロン監督が最新作「ターミネーター:新起動/ジェニシス」をいち早く鑑賞、インタビューに答えた。
<インタビューコメント全文>
今回私は製作には関わっていないが何が観られるのか楽しみだった。一人のファンとして。劇場でいち早く本作を観た。冒頭は見覚えのあるシーンだ。1、2作目をリスペクトしたつくりだ。さらに予想外の展開から、未知の領域に踏み込んだ。シリーズに新たな命が吹き込まれたと感じた。まるでルネッサンスだ。私が創造し愛されたキャラクターが帰ってきた。本作は私にとって「ターミネーター」の3作目だ。アーノルドがキャラクターをさらに進化させた。誰もがサラに共感する、サラは強い女性の象徴だ。その反面、優しさものぞかせる。ターミネーターは史上最強の悪役から、2作目で理想の父親像となった。今回はジョン・コナーが一転して敵になる。期待を遥かに超える展開と予想外のどんでん返しだ!「ターミネーター」シリーズのファンは、必見の作品だ!
<ジェームズ・キャメロンがシュワルツェネッガーに電話!>
シュワルツェネッガーはつい最近のインタビューでこう答えている。「ジェームズ・キャメロンはこの最新作を監督はしていないが、元々この映画は彼のオリジナルのアイディアだ。彼は先週本編を観た後にすぐに私に電話をくれたんだ。そしてこう言った。『アーノルド、これはファンタスティックだ!100点満点だ!』と。ジェームズ・キャメロンからこんな風に言ってもらえるなんて本当に素晴らしい。彼は私の友人だから、けして嘘はつかない。彼は自分の意見については常に正直なんだ。」
「ターミネーター」(84)は、当時弱冠30歳のジェームズ・キャメロンが監督・脚本を手がけ、ボディビルダーから俳優に転向していたアーノルド・シュワルツェネッガーを殺人マシンであるターミネーター役に起用。低予算ながら革新的な映像とストーリーで人々を驚かせヒットし、続く「ターミネーター2」(91)は全世界で5億6000万ドル(約672億円)の驚異的な大ヒット、日本でも95億円(当時は配給収入)を稼いでその年の日本における年間No.1興行成績の映画となった。
2015年7月10日(金)全国ロードショー!