新着映画情報
稀代のヒットメーカーとして作品を送り続けている東野圭吾が1995年に発表し、堤幸彦監督の手により映画化される、話題作「天空の蜂」のオールキャストが発表になった。
既に発表されていた江口洋介(ヘリ設計士・湯原役)、本木雅弘(原発設計士・三島役)に加え、三島(本木雅弘)の恋人で、事件解決の鍵を握る女に、堤監督が全幅の信頼を置く今最も旬な女優・仲間由紀恵。そして巨大ヘリ《ビッグB》を奪う謎の男には、堤組初挑戦となる綾野剛。さらに、犯人を追う地元刑事を柄本明、事件現場を統括する発電所所長を國村隼が演じるほか、竹中直人、石橋蓮司、佐藤二朗ら実力派俳優が結集。また向井理が、原作には登場しないオリジナルのシーンとして、2011年3月、東日本大震災後の日本で救助活動に赴く自衛隊員を演じる。
原作とは異なる映画オリジナルの新たな展開がどのように描かれるのかにも、期待が高まる。
【作品概要】
史上最悪の原発テロに立ち向かう男たちを描いた、クライシス・サスペンス超大作。
1995年の原作発表から20年――
映像化不可能と言われた東野圭吾のロングセラー小説、遂に完全映画化!
【ストーリー】
1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ《ビッグB》が、突然動き出し、子供を一人乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した!遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は〈天空の蜂〉と名乗り、“全国すべての原発の破棄”を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する。
機内の子供の父親であり《ビッグB》を開発したヘリ設計士・湯原(江口洋介)と、原子力発電所の設計士・三島(本木雅弘)は、上空に取り残された子供の救出と、日本消滅の危機を止めるべく奔走するが、政府は原発破棄を回避しようとする。燃料が尽きてヘリが墜落するまで、残された時間はたった8時間―。姿の見えない敵との緊迫の攻防戦が始まった。
その頃愛知県では、《ビッグB》と原発を開発した錦重工業本社に、家宅捜索が入っていた。総務課に勤める三島の恋人・赤嶺(仲間由紀恵)は、周囲に捜査員たちが押し寄せる中、密かに恋人の無事を祈る。
一方、事件現場付近で捜査にあたる刑事たちは、《ビッグB》を奪った謎の男(綾野剛)の行方を追跡。聞き込みを続けるうちに、ある意外な真相へと辿り着いていく――。
「天空の蜂」
出演:江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛 ほか
監督:堤幸彦
原作:東野圭吾「天空の蜂」(講談社文庫刊)
脚本:楠野一郎
音楽:リチャード・プリン
配給:松竹 公式サイト
2015年 <秋> 全国ロードショー