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独立(インディペンデント)映画が現代中国を内側からあぶり出す!
11月30日(土)〜12月13日(金)の14日間、東京のオーディトリウム渋谷にて第4回中国インディペンデント映画祭2013が開催される。
中国インディペンデント映画祭は、日本で鑑賞する機会の少ない中国の最新インディペンデント映画を網羅的に紹介する、国内唯一の映画祭。主催者独自のネットワークで中国の才能あるインディペンデント作家たちの最新作を集めて企画している。企業スポンサーや行政からの支援を受けず、完全な有志で続けているまさにインディペンデントな映画祭、今年で第4回目となる開催概要が決定した。
上映される作品には、普段のニュースで取りざたされるような「中国」とはまったく異なる、多面性のある中国社会、素顔の中国の人びとの姿を見ることができる。インディペンデント作家たちが、中国政府の検閲をほとんど受けずに自由な表現を追求した作品が揃い、今回はフィクションとドキュメンタリーを合わせて上映本数14本と過去最多。
【開催概要】
◆正式名称
中国インディペンデント映画祭2013 (略称:CIFFT 2013)
◆開催日程
2013年11月30日(土)〜12月13日(金)の14日間
◆会場
オーディトリウム渋谷
(住所:東京都渋谷区円山町1−5 KINOHAUS2F/電話番号:03-6809-0538)
◆主催
中国インディペンデント映画祭実行委員会
◆公式サイト
【上映プログラム】
◇フィクション作品
「ホメられないかも」 ヤン・ジン監督/2012年/100分
「卵と石」 ホアン・ジー監督/2012年/101分
「小荷(シャオホー)」 リウ・シュー監督/2012年/90分
「白鶴に乗って」 リー・ルイジン監督/2012年/99分
「嫁ぐ死体」 ポン・タオ監督/2012年/90分
「春夢」 ヤン・リーナー監督/2012年/98分
◇ドキュメンタリー作品
「マダム」 チュウ・ジョンジョン監督/2010年/120分
「治療」 ウー・ウェングアン監督/2010年/80分
「唐爺さん」 シュー・トン監督/2011年/89分
◇チャン・リュル(張律)監督特集
「キムチを売る女」(04)で話題を集め、各地の国際映画祭で注目される奇才・張律監督の魅力に迫る特集。今回は中国で撮影された3本を一挙上映。
「豆満江」2010年/90分 「重慶」2008年/93分 「唐詩」2004年/86分
◇特別上映
「ファック・シネマ」 ウー・ウェングアン(呉文光)監督/2005年/160分
「占い師」 シュー・トン(徐童)監督/2010年/129分
【来日ゲスト】
チャン・リュル(張律)監督、ヤン・ジン(楊瑾)監督、ホアン・ジー(黄驥)監督など8名を予定