新着映画情報
4月13日(金)より全米に先駆けて日本公開されるユニバーサル映画100周年記念作品「バトルシップ」。来日した主演のテイラー・キッチュ、世界の歌姫リアーナ、ブルックリン・デッカー、アレクサンダー・スカルスガルド、ピーター・バーグ監督、そして浅野忠信が一堂に会し、4月2日(月)、日本初となる空母ジョージワシントン(米軍横須賀基地配備)での記者会見が行われた。
登壇者は、主演のアメリカ海軍新人将校アレックス・ホッパー役のテイラー・キッチュ、アレックスの親友・レイクス役のリアーナ、海上自衛隊の艦長・ナガタ役の浅野忠信、アレックスの恋人で理学療法士サマンサ役のブルックリン・デッカー、アレックスの兄で司令官ストーン・ホッパー役のアレクサンダー・スカルスガルド、そしてピーター・バーグ監督。
【会見内容】
MC: 一言ずつご挨拶お願いします。
ピーター・バーグ監督: 今日はこの場にお越しいただき、ありがとうございます。このときは僕だけでなく、みんなにとってエキサイティングな時間です。この映画の企画は、父が海軍マニアであったのもあって、少年のころから考えていたものです。この場にいる水兵のみなさんにも感謝を。ジョージワシントンの上で会見ができることを誇りに思っています。
リアーナ: こういったチャンスを与えてくれてありがとう!海兵のみなさんと同じレベルまで演じられたかわかりませんが、がんばりました。この艦を母艦としている兵士のみなさん、ホームに招いてくれてありがとう!
浅野忠信: 2年前の今頃、海上自衛隊の艦に乗せてもらい説明を受けました。その後ハワイで撮影し、今この艦に乗れて幸せです。映画がヒットすることを願っています。
アレクサンダー・スカルスガルド: この映画に出られたことは栄誉であり、ありがたいことです。今日この日を楽しみにしていました。1年半ぐらい前に撮影が始まりましたが、多くの人のサポートがなければできなかったので、本当に感謝しています。
テイラー・キッチュ: パールハーバーで6か月間撮影し、兵士のみなさんとその家族を見て、いろいろな犠牲を払ってがんばっている姿に影響を受けました。今みなさんの前に立つことができて本当にうれしいです。
<質疑応答>
Q: (監督へ)日本初という空母での会見、ご感想をお願いします。
監督: 「バトルシップ」は幸運にめぐまれました。海軍の空母や駆逐艦など使わせていただき撮影ができました。そして乗組員たちの力量に驚嘆しました。戦艦が持っている力は大きく、それを多くの人のために良いことのために使うことができることを、今この場で感じることができます。
Q: (監督へ)お父さんが海軍オタクだったそうですが撮影時、特にこだわったことはなんですか?具体的なシーンや事柄をおしえてください。
監督: 「バトルシップ」のいちばん大切なことは、夏の娯楽作品だということです。ファミリーに観てほしいので、楽しい映画にしたいと思いました。海軍マニアな父の息子ですし、従軍している友人もたくさんいるので、この映画を観た水兵たちに「そうそう、こうなんだよ」と言ってもらえるような映画にしたくて、映画批評家ではなく水兵たちをまず念頭に置いて映画を作り上げました。
Q: (リアーナへ)初の女優としての経験はいかがでしたか。
リアーナ: 最高の体験でした。もちろん緊張したし、初めての撮影から台本になかったシーンで、ナーバスになる暇もありませんでした。本当にすばらしい共演者に恵まれました。また機会があったら、挑戦したいです!
Q: (テイラー、浅野さんへ)リアーナとの共演の感想をお願いします。
テイラー: どんな役者であっても、初だろうが60本目の映画だろうが、いちばん大切なのは、撮影時に心をオープンにして演じること。彼女は監督のプロセスに乗っ取って反応し演じていたので尊敬しました。
浅野さん: 歌手として活躍されているので、最初から存在感がありましたね。すでに役柄として説得力があって、海兵そのものでした。
Q: (浅野さんへ)自衛隊の艦も見学されたとのことすが、日本とアメリカの艦の違いなどありましたか。
浅野さん: 怒られてしまうかもしれませんが、日本はやはり真面目だからか、とてもきれいで、アメリカのほうはところどころラフなところが…コーラのキャップが挟まっていたり(笑)。汚いというわけではないんですよ!
監督: 一言、付け加えさせてください。アメリカのほうはとてもクリーンなんです。日本のほうはさらにクリーンというだけですよ(笑)。
4月13日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー