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雨でも・・・ きっと晴れるさ。 無骨なキコリと気弱な映画監督のちょっといい出会い―。
角川映画配給、役所広司、小栗旬初共演作品「キツツキと雨」(2012年2月11日公開)の特報が解禁となった。本作は、「南極料理人」(09)で藤本賞新人賞、新藤兼人賞金賞などを受賞し、若手監督として日本映画界が注目する沖田修一監督の最新作。さらに、10月22日(土)から開催される、第24回東京国際映画祭のコンペティション部門への出品が決定、日本映画としては唯一の出品作品となる。
年齢も価値観も自分と異なる人生の人と出会ったら…関わりたくないと思ったり、意外にも新しい出会いが、停滞気味の日々に晴れ間を射してくれることもある。小さな山村を舞台に、年配の木こりとデビュー作の撮影に四苦八苦する新人監督の青年との交流を通し、映画の撮影隊と村人たちとのおかしくも温かい関係を描く。
素朴で無骨な木こりの克彦役に役所広司、プレッシャーに耐える新人監督の幸一を小栗旬が演じ、初タッグが実現。共演に高良健吾、臼田あさ美、ベテランの伊武雅刀、さらに山崎努 など豪華キャストが顔を揃える。
<ストーリー>
出会うはずのない二人が出会ったら・・・新しい今日が、森の中から始まった。
木こりの克彦が暮らすのどかで小さな山村。そこへ突然やってきたゾンビ映画の撮影隊に、住人たちは戸惑い気味。ひょんなことから無理やり手伝わされる羽目になった克彦は、強引な撮影スタッフと“使えない若いスタッフ”に振り回されて爆発寸前。一方、克彦のなかで“使えない若者”にされてしまった新人監督の幸一は、生来の気の弱さで現場をまとめきれずにパニック寸前。偶然出会った木こり60歳と新人監督25歳。初めは距離を置いていたふたりが、克彦は撮影を通して映画の面白さに気づき、幸一は克彦と接することで本来の自分らしさを取り戻していく。そしてふたりの交流は、いつしか村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出していく。
「キツツキと雨」公式サイト
2012年2月11日(土) 全国ロードショー