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ジョージ・クルーニー最新主演作「THE DESCENDANTS」(ザ・ディセンダンツ(原題))が9月8日から開催されるトロント映画祭の特別招待作品として上映されることが決定した。ハワイを舞台に、そこに暮らすある家族に起こった出来事を、「サイドウェイ」(04)でアカデミー賞脚本賞を受賞したアレクサンダー・ペイン監督が描く本作は、11月の全米公開を前にコロラド州で開催されたテルライド映画祭のプレミア上映で、<ジョージ・クルーニーの演技史上、最高傑作!> との声を背景に、来年度のアカデミー賞候補間違いなし!という絶賛の嵐を受けいる。
テルライド映画祭は、アカデミー賞への登竜門として近年とみに注目されているコロラド州のリゾート地で行われるプライベートな映画祭で、最近では「スラムドッグ$ミリオネア」「マイレージ、マイライフ」「ブラック・スワン」「英国王のスピーチ」などがワールド/北米プレミアを行い、ここでの反響をもって、続くトロント、ニューヨークなどの映画祭に臨み、オスカーを手にしている。
妻の事故をきっかけにあぶり出される秘密と、仕事に生きてきた男が改めて二人の娘と向き合う姿は、この映画祭の観客及び多くのマスコミから高い評価を得た。
【作品概要】
ハワイ、オアフ島で美しい妻と二人の娘、多くの親類に囲まれて順調な人生をおくるマット・キング(ジョージ・クルーニー)は突然悲劇に見舞われる。ボートの事故で、最愛の妻エリザベスがこん睡状態に陥ってしまったのだ。さらに、妻には恋人がいて離婚を考えていたことまでが発覚する。友人だけでなく、長女までがその事実を知っていたことに愕然としたマットは、否応なしに自分の家族と人生をもう一度見つめ直し、向き合うことになる・・・。
全編を彩るハワイアン音楽、悠々たるハワイの絶景を背景に、人生の選択、家族の再生に向き合う男を、ジョージ・クルーニーが絶妙に演じ、圧倒的な感動で満たす。
監督:アレクサンダー・ペイン(「サイドウェイ」「アバウト・シュミット」)
脚本:アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ
出演:ジョージ・クルーニー、シェイリーン・ウッドリー(長女アレクサンドラ)、アマラ・ミラー(次女スコッティ)ほか
2012年 TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー