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震災直後の公開となった本作は、初日舞台挨拶の売り上げ、そして一部映画館での募金活動を通して被災地への義捐を行ってきた。
4月10日(日)、あらためて追加舞台挨拶が角川シネマ新宿で行われ、品川ヒロシ監督、佐藤隆太、石原さとみが登壇した。
品川監督: まだ大変な状況が続く中、お越しいただきありがとうございます。何かが劇的に変わるということではなく、薄皮が少しづつ剥けていくような、それが前進というもので、明日一歩だけでも前に進めるんだということを描きました。元気な人は笑って、日本を元気にしましょう!今日は大いに笑って帰ってください。
佐藤: 今日来れなかった雄ちゃん(上地雄輔)からも「よろしく!」とコメントを預かってきました。僕はこれまで恋愛エピソードを演じることが少なかったので、さとみちゃんにリードしてもらいました(笑)。この映画は、前向きな力を持てる作品です。楽しんでいってください。
石原: 監督の作品はとても面白くて「また出たい!」と思える現場でした。佐藤さんはこんなに真面目で面白い人はいないと思います(笑) 今日の移動中もずっとふざけていました。とても大好きな作品です。日本を元気にできる作品という自信があります。
MC: 会場には2回以上観ている人が多数。最高では8回目というお客さんも!! 何度も観てくれる方へのみどころは?
品川監督: オープニングタイトルが出る少し前に、隆太くんが東国原さんにメチャメチャ似ているワンカットがあります。あと、映画に登場する赤ちゃんは、ボクの実の娘です。生後3か月での出演はギネス級じゃないですかね。
少しでも日本中のみなさんに笑いとエールをお届けするべく、応援メッセージをパネルに書きました。これには本日登壇できなかった上地雄輔さんからのメッセージも入っています。
品川: 「笑って笑って笑って元気をとりもどそう」
芸人である自分にできるのは、笑うことで元気になってもらうこと。状況が落ち着いたら東北にも機材を持っていって、皆さんにも観てもらいたいと思っています。
石原: 「みんなの愛を東北へ」
愛がたくさん詰まった作品です。観てもらうことで愛を受け止めてもらって、それをほかへ出してもらいたい。皆の思いがひとつなら、その大きな愛が届く場所は同じだと思います。
佐藤: 「一つになろう!」
自分たちができることを精一杯やる、その思いが集まれば一つの大きな力になると思います。
●上地: 「絆」という字をモチーフに、「夢」「希望」「笑顔」「元気」という言葉をこめました。