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2009年12月04日 配信
「マイレージ、マイライフ」は、現地時間3日(日本時間4日未明)にアカデミー賞の前哨戦と呼ばれる映画賞の一つ、ナショナル・ボード・オブ・レビューで、話題作がひしめく中、作品賞・主演男優賞・助演女優賞・脚色賞の主要最多4部門の受賞を果たした。
本映画賞は、過去2年連続でアカデミー賞受賞作の「スラムドッグ・ミリオネア」と「ノーカントリー」が最優秀作品賞を受賞しており、この賞の結果がオスカーを占うとも言われており、改めて最有力候補として注目を集めている。
尚、先に発表されたサテライト賞(国際プレスアカデミー/IPA主催)でも主要6部門にノミネートされており、これからの賞レースへの期待が高まっている。
〔作品概要〕
人を"きる"職業の敏腕リストラ宣告人が、人と"つながる"ことに気づいたとき・・・。
時代を切りとる名手ジェイソン・ライトマン監督が贈る、"今"観るべき人間ドラマの傑作。
リストラ、転職、ネット社会、シングルライフ、ポイント生活、ワークライフバランスーー現代社会を切り取るキーワードを作品として見事に結実させたのは、「サンキュー・スモーキング」、アカデミー受賞作「JUNO/ジュノ」で世界を驚かせた32歳の俊英ジェイソン・ライトマン。軽快な語り口でシニカルな題材に鋭く切り込む演出は、近年のハリウッド映画が忘れてしまったものだけに、世界各国の批評家が絶賛。
リストラ宣告人を演じるのは、「オーシャンズ」シリーズから、アカデミー賞受賞作「シリアナ」や「フィクサー」まで、幅広い演技力を持つ名優ジョージ・クルーニー。