新着映画情報
2010年2月5日(金)に公開されるクリント・イーストウッド監督最新作「インビクタス/負けざる者たち」のワールドプレミアが、ロサンゼルスのACADEMY OF MOTION PICTURE ARTS &SCIENCES、にて12月3日(木)の18時(日本時間12月4日11時)より開催された。
本作品は、「ミリオンダラー・ベイビー」、「許されざる者」など、4度のオスカー受賞を誇るクリント・イーストウッド監督の監督第30作目にあたり、ネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)が南アフリカのラグビーチームのキャプテン、フランソワ・ピエナール(マット・デイモン)と共に、国を、国民の心を“ひとつ”にしようとした感動の物語。
主演を務める二人は、共にオスカーを受賞しているモーガン・フリーマン(「ミリオンダラー・ベイビー」「ダークナイト」)とマット・デイモン(「グッド・ウィル・ハンティング」「ボーン」シリーズ)。
同日発表されたナショナル・ボード・オブ・レビューにて、本作は監督賞(クリント・イーストウッド)と主演男優賞(モーガン・フリーマン)を受賞! 早くもアカデミー賞最有力候補と話題となっている。
ワールドプレミアにはクリント・イーストウッド監督、モーガン・フリーマン、マット・デイモンに加え、「硫黄島からの手紙」の出演以来、クリント・イーストウッド監督との親交も深い渡辺謙も来場。
■渡辺謙: Q&A
Q: 今のお気持ちを
A: 監督がこの話を撮るのは聞いていました。とにかく旺盛な精神力と、どうしたらこういう面白い話を探し出してくるのか不思議です。彼の持つアンテナがすごいのだと思います。
Q: こうしてお2人での登場はよくあることですか?
A: あんまりないですね。クリントの映画だから、しかも日本公開より先に観れるということで絶対観ておかないと思いまして。
Q :監督と会うのはいつ以来ですか?
A: 硫黄島以来かな?彼も意欲的に作品を撮りつづけているのでなかなか会えません。クリントとはメールのやりとりくらいです。
Q:今日、監督と会ったら?
A: まずおめでとうございますと。これからも良い作品をリリースしていって下さいと伝えます。
Q: 今日はオフだったのですか?
A: オフというか、のんびりしていました。
Q: また監督とお仕事の依頼があったら?
A: こんないい作品ばかり撮り続けて、そうそうにお呼びがかかることはないと思いますが、どんなことがあっても、いつでも、短いシーンでも要請があったらぜひお受けしたいと思います。
Q: 今年はどんな年でしたか?
A: 日米両方で仕事ができたので、充実した年でした。
Q (南果歩さんへ) 監督と会うのは初めてですか?
A: 硫黄島の時に何度かお会いさせていただいたことがあります。
Q: 久々のレッドカーペットですか?
A: 2人で歩くのは久しぶりだね(2人微笑み会う)
■ネルソン・マンデラの実の娘と孫: Q&A
Q: 今日このプレミア会場に来てどんな印象ですか?
A: (孫)世界中がこの映画を観ることになるのでとても興奮しています。南アフリカにとっても重要な物語で、黒人と白人がどうやって一つになったかを描いています。
Q :モーガン・フリーマンがお父さんを演じましたが?
A: (娘)モーガン以上の人はいなかったです。父の歩き方などそっくりに演じられていました。
■モーガン・フリーマン(主演): Q&A
Q: 渡辺謙さんに久しぶりに会って何かお話をされましたか?
A: 一緒に写真を撮ったよ。
Q: 渡辺謙さんとまた共演したいですか?(バッドマンビギズンズで共演)
A: ぜひまたやりたい。
Q: メッセージをお願いします。
A: みなさんにこの映画を喜んでもらえると思いますので是非観に行ってください。
■マット・デイモン(主演): Q&A
「ハロー!ジャパン!!」
Q: クリント・イーストウッドと仕事をするのは初めて?
A: 初めてです。役者としてこれ以上の経験はありません。
Q: 監督と仕事をする上で不安なことは?
A: デニーロと仕事するみたいなものだよ。アイコン(雲の上の人)として見てはだめなんだ。仕事にならないからね。
Q: ストーリーについて
A: 脚本・原作がすばらしい。ネルソン・マンデラを語る上でかかせない最高のストーリーだ。
■クリント・イーストウッド: Q&A
Q: 今日、渡辺謙さんが来てますが?
A: 彼と後で会うのが楽しみです。
Q: 謙さんとまた映画をご一緒する予定は?
A: ぜひまたやりたいと思う。特に誰とやるというのは決めていないけれど、最終的にストーリー次第だけど、謙はすばらしいアクターだし、「硫黄島からの手紙」では、素晴らしい時間を過ごすことができた。
Q: 後で謙さんと会ったら何を話しますか?
A: わからないな。彼と会ったら教えるね。
Q: 日本へメッセージを下さい。
A: 日本に対して良い印象がある。「グラン・トリノ」も日本で受け入れてもらえたしね。僕の心は日本にある。日本の観客は好きです。(笑いながら“ダーティハリー風に)「I’ll be back!!」