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観るのではない。そこにいるのだ。
アカデミー賞史上最多11部門を受賞、世界歴代興収1位を達成した「タイタニック」から12年。ついにジェームズ・キャメロン監督最新作「アバター」が明日12月23日(水・祝)に日本公開!構想14年、製作に4年もの歳月を費やした、永遠に映画史に残るであろう空前のスペクタクルと感動の物語。公開に先駆け、12月21日TOHOシネマズ六本木にてジャパン・プレミアが開催された。
監督としては12年ぶりの来日となるジェームズキャメロン氏や、プロデューサーのジョン・ランドー氏。そして本作の日本初上映を待ちきれないという日本人著名人も続々参加し、本作のイメージカラーである“ブルー”カーペット・パフォーマンスからスタート。 滝川クリステルさん、沢村一樹さん、神田うのさん、高橋ジョージさん&三船美佳さん夫妻、塚本高史さん、山崎静代さん(南海キャンディーズ)、穂のかさん、ダンテ・カーヴァーさんらが“映画の歴史が変わる夜”に相応しい華麗なウォーキングの後全員で登壇。3Dメガネを掛けてパフォーマンスもあり、会場を大きく盛り上げた。
その後、日本最速上映が行われる劇場にて、ジェームズ・キャメロン監督、ジョン・ランドープロデューサーと監督の大ファンという滝川クリステルさんが登壇し、舞台挨拶が行われた。その様子は、大阪会場への3D映像で生中継というハリウッド映画史上初の試みも実施。先日行われたロンドンプレミアで「最後だけじゃなくて2度は泣けるとね。僕の妻は(泣いた時用の)ティッシュ持参さ」とキャメロン監督が語った事もあり、観客にオリジナルポケットティッシュを配るという粋な計らいも。
先週末日本に先駆けて全世界で公開した本作が、世界106カ国で初登場第1位、更にシリーズ物ではない、オリジナル作品の週末興行成績としては歴代No.1を記録したというホットな話題もあり、大変盛り上がったイベントとなった。
< 登壇者コメント内容 >
Q: 母国アメリカでは既に「アバター」は公開されていますが、友人から想定GUYの反応は?
ダンテ・カーヴァー: 「もうちょっと長い方が良かったかな」という予想外のコメントを聞いています。
Q: 観るのではなく、そこに居る事を体感できる革新的な映画ですが、どんなところを楽しみにしていますか?
塚本高史: 3Dの想像がつかないので楽しみにしていますね。
Q: パンドラに住む民族ナヴィは体長3メートルあるそうです。闘ったら勝てそうですか?
山崎静代: 大きい人は下半身に隙があるので、足を思い切り責めたら今の私なら勝てると思います(笑)。
Q: パンドラに住む素敵な女性が描かれていますが、異文化の女性に興味はありますか?
沢村一樹: もちろん興味がありますが、それよりも僕の射程距離に滝川クリステルさんが寒そうなのでどうやって温めてあげようか・・・
Q: 美しい星パンドラで結婚式を挙げるのはいかがですか?
神田うの: もし、叶うなら是非、パンドラでも結婚式をしてみたいです。
Q: 主人公ジェイクとパンドラの先住民のネイティリとの環境を越えた男女の愛が描かれているわけですが、お二人に共通する部分があったりしますか?
高橋ジョージ: 僕らの障害から比べたら大したことないと思います。
三船美佳: 今朝、5分間の映像を観させていただいたんですけど、イクラン(翼竜のような生き物)に乗るシーンが鳥肌が立ちました。今までと違うのは、ジェットコースターのような感じで、映画館中が凄いことになっちゃいますよ。
Q: 「アバター」を事前にご覧になっていかがでしたか?
滝川クリステル: 4、5回は泣きました。先日拝見させていただいたんですが、今まで3Dを観たことがなくて、正直入り込んでしまい別世界に誘っていただいたようでした。終わった後もしばらくその世界にいるような気分が続いたような感じです。キャメロン監督が14年前に脚本を作り上げられていて、その時に今の地球の危機的な事を盛り込まれていました。それを予知していた事に本当に驚きを感じると同時に、本当に素晴らしい映画で、絆というか、命のつながりを凄く感じさせていただきました。本当に素晴らしかったです。日本の公開はクリスマスイヴの前日でもあるので、ロマンティックな時に始まるので、本当に神秘的な映像で、引き込まれるような映像美を感じられると思いますので、この世界を素敵な人と観て楽しんでいただきたいと思っております。
ジェームズ・キャメロン監督コメント:
世界中の大ヒットは大変嬉しく思っています。ハートを動かされる、感動を呼ぶ映画だという事は素晴らしいことだと思います。今日皆さんが映画をご覧になって、是非自分でご判断ください。東京では、97年の「タイタニック」のワールドプレミアを行いました。それで、世界中に成功が広まっていったので、東京は私達にとって大変ラッキーな場所なんです。この場所で、「アバター」を公開できるを喜ばしく思っています。日本で最初にご覧になる東京のみならず、大阪のファンの方もこれを3Dで観ていただけて大変嬉しいです。もちろん映画の事は何も言いません。自分でご判断ください。ジョンと私がこの映画を作るために、4年半の旅をして出来上がったわけです。今日、皆さんは、パンドラに旅をしてください。「アバター」というのは別世界に皆様を旅にお連れする映画です。ハートに訴える映画です。ただのアクション、映像の凄さだけでは無く、ハートを動かすものであるという事です。この映画は7歳〜70歳を越えた方まで、全年齢、男女を問わず、観ていただけるそういう素晴らしい映画になっていると思います。