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『霊-リョン-』

配給:ハピネット・ピクチャーズ
オフィシャルサイト:http://www.ryon-movie.com/

この映画の予告編はこちらから


キャスト スタッフ データ
キム・ハヌル
リュ・ジン
ナム・サンミ
シニ
チョン・ヘビン
イ・ユンジ
チョン・ヒュジュ
キム・ヘスク
チェ・ラン
キ・ジュボン
監督、脚本:キム・テギョン
プロデューサー:チョン・オヨン
撮影:ムン・ヨンシク
美術:ヤン・ホンサム
衣装:キム・ユジン
音楽:チェ・ワニ

2004/韓国/カラー/ビスタサイズ/
ドルビーSRD/1時間35分


イントロダクション
「失われた記憶がよみがえることにより見えてくる真実とは・・・・。最後の展開が本当に怖いコリアン・ホラー」
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IM Pictures Corp.
  『四月の雪』、『南極日誌』などこれからも大作、話題作の公開が続く韓国映画。そんな韓国映画の中でひとつの大きな流れ、人気となっているのがホラーだという。数々のリメイクも生み出した日本発のジャパニーズ・ホラーに続き、コリアン・ホラーと呼ばれる韓国発のホラー映画も世界的な注目を集め、大ヒット作『箪笥』のハリウッド・リメイクも現在進行中、韓国でも数々の作品が次々と送り出されている。今回紹介する作品もそんな隆盛を極めるコリアン・ホラーの1本『霊-リョン-』である。
  物語の主人公はどこにでもいる普通の女子大生。彼女がひとつだけ違う部分があるとすれば、ある時期の記憶を喪失していることだ。ただ、記憶が思い出せないことを彼女はそれほど大きな負担には感じていない。そんな彼女に高校時代の同級生だという人物が会いに来る。仲良しグループだった仲間のひとりが亡くなったというのだ。彼女の死因は溺死だった。しかもそこは水のある場所ではなかった。その夜から、彼女は夢にうなされ、次第に失われていた記憶が明らかになってくる。そして親友の一人がまた水のない場所で溺死する・・・・。
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(C)IM Pictures Corp.
  記憶すら定かでない友人という人物の来訪、友人が伝えた仲間のひとりの水のない場所での溺死、そこから何かが符合したかのように開かれていく失われた記憶の扉・・・・。このように記憶が明らかになっていくことで、自分自身が関わっていた出来事の真相が明らかになるというのはよくあるパターンだが、それだけで終わらない捻りが用意されているのが、この作品の妙、面白みとなっている。
  主演は『彼女を信じないでください』、『同い年の家庭教師』という作品でコメディエンヌぶりを存分に発揮していた人気女優キム・ハヌル。ホラー初挑戦となるこの作品に関して彼女は「この作品にキャスティングされてから、ホラー映画の見方ががらりと変わりました。ホラー映画というジャンルの中で、俳優たちが演技する様子をじっくりと観察し、見習うべきところを見つけ出そうと努力しました。」と語っている。この作品『霊-リョン-』が韓国国内で公開される時期には10本以上のホラー映画が公開されるため、その中でより上を行くためにと考えた彼女の女優魂ともいうべき発言だが、それに応えるように作品は110万人を動員するヒットを記録している(日本では全国規模でロードショー公開された『コックリさん』以上の数字である)。その他の出演者はTVドラマ「夏の香り」のリュ・ジオン、『彼女を信じないでください』でキム・ハヌルとも共演したナム・サンミ、『マイ・ブラザー』のキム・ヘスクなど。監督、脚本はこの作品が長編映画デビュー作となるキム・テギョン。監督はこの作品について「“霊”の意味を死んだ者と生きている者、ふたつの意味がすべて内包されていると考えたのです。私は、死んでも生きている人間がいて、生きていても死んだような人間がいるとしたら、どちらが亡霊に近いだろうか、と自らに質問を投げかけました。私の答えは後者でした。そして私も惰性で生きているのではという思いに捉われ、恐ろしくなりました。」と語っている。なお、作品の撮影中には奇怪な現象が相次いだという。
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IM Pictures Corp.

  監督の“死んでも生きている人間と生きていても死んだような人間のどちらが亡霊に近いか”という問い掛けにもあるように、この作品で描かれる恐怖は本当の自分とはなんだろうかという部分である。それは失われた記憶、自分が生きてきたであろう人生がもたらす混乱、落とし前である。ホラーは少しでも話すとそれ自体が種明かしになってしまうため、ほとんど書けないのだが、とにかく物語の展開がよく出来ている。とくに「ああ、そんなもんでしょ。」とちょっと気抜けした以降の展開が見事で、ここは相当に怖い。
  そしてそういった主人公を演じるキム・ハヌルが素晴らしい。『彼女を信じないでください』では田舎臭さのある女詐欺師を演じていたが、ここでは清楚な女子大生と実は記憶が明らかになることで見えてくる「こういう奴って、そうなんだよな」という説得力を感じる程の陰険な裏の顔を見事に演じ切っている。今後、コメディエンヌではなくより幅広い演技が出来る女優キム・ハヌルの一面としても忘れられない作品になるのではないだろうか。
  子供騙しのホラーが多い中で、大人にも十二分に耐えられ、恐怖を味わうことが出来るコリアン・ホラーの良作『霊-リョン-』、ぜひ、劇場に足を運んでください。   

ストーリー
「記憶を失っている女子大生。同級生の死をきっかけに彼女の閉ざされていた記憶の扉が開く」
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  女子大生のジウォン。表面上は普通の女子大生だが、彼女はひとつだけ人と違う部分を持っていた。それはある時期から過去の記憶を失っていることだった。でも、そういった部分を気にすることなく、彼女は兄のように慕うジュノと平穏な大学生活を送っていた。
  ある日、彼女の元に高校時代の仲良しのひとりだというユジョンという女性がやって来る。仲良しグループのウソンが亡くなったのだという。記憶を失っているジウォンにはその内容がよく分からないが、恐怖に引きつった様子のユジョンの知らせを聞いた夜から悪夢にうなされ始める。そして、仲間の死を伝えてくれたウソンも亡くなる。このふたりの死因は水のない場所での溺死だった。
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