「自分のミスを埋めるため、ジョンとジャニスを作り上げて、金を騙し取ろうと計画するが」
保険会社に勤めるパブロは妻のブリジットと息子のジェレミーと平凡に暮らしている。そんな彼は保険会社では誰もがやっているという保険詐欺を働く。それは絶対に保険がおりることのない客からの入金を自分の懐に入れるというものだった。しかし、不幸は突然舞い降りてくる。お客に事故が起こり、保健の支払いが必要になったのだ。それは莫大な金額で、彼は会社にばれることなく、それを埋めなければならなかった。
そんな時にある話が彼の耳に入ってくる。彼の従兄弟レオンが莫大な遺産を受け取ったというのだ。その従兄弟はジャニス・ジョプリンとジョン・レノンのレコードしか売らない店のオーナーで、しかも薬でいっちゃってる。パブロはレオンにお金を借りに行くが、そんな話が通じるわけがない。しかし、パブロにはある名案が浮かぶ。それはジョンとジャニスが再び現れる日を待っているレオンを騙し、お金を取ろうというものだった。ジョンとジャニスをこの世によみがえらせる。そのために妻のブリジットをジャニス、保険会社の名簿で見つけた俳優をジョンに仕立てるのだが。 |