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『ソウ』
SAW
配給:アスミック・エース
オフィシャルサイト:http://www.sawmovie.jp/
-->>別チラシ


キャスト スタッフ データ
ケアリー・エルウェズ
ダニー・グローヴァー
モニカ・ポッター
マイケル・エマーソン
ケン・リョン
マッケンジー・ヴェガ
ショウニー・スミス
ベニート・マルチネス
ダイナ・メイヤー
リー・ワネル
監督、原案:ジェームズ・ワン
プロデューサー:
  グレッグ・ホフマン
  オーレン・クールズ
  マーク・バーグ
原案、脚本:リー・ワネル
撮影監督:
  ディヴィッド・アームストロング
編集:ケヴィン・グリュータート
プロダクション・デザイナー:
    ジュリー・バーゴフ
衣装:ジェニファー・スーラージュ
音楽:チャーリー・クロウザー
2004/アメリカ/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビーデジタル/1時間43分


イントロダクション
「サンダンス映画祭で公開されるや『CUBE』meets『セブン』と絶賛された説明することが無意味なホラー・サイコ・スリラー作品。とにかく観なさい!」
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 数々の注目すべき作品、映画製作者を送り出してきたサンダンス映画祭。1985年に始まったこの映画祭からは、コーエン兄弟、ジム・ジャームッシュ、クエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲス、スティーヴン・ソダーバーグ、ケヴィン・スミス、トッド・へインズなどの様々な才能が発掘されている。そういった中でも最大の注目を浴びたのが『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の出品ではないだろうか。作品の内容はもちろん、そのセンセーショナルな売り出し方が賛否両論を浴びたこの作品をきっかけにサンダンス映画祭は商業主義に毒されているという批判まで受けるようになるが、それでも毎年、これはという注目すべき新鋭の作品を送り出している。今回紹介する作品『ソウ』は本年度(2004)のサンダンス映画祭に出品され、大きな話題をさらった作品である。
 水の張られたバスタブの中から苦しさの余り目覚めた男。そこは真っ暗な部屋だった。助けを求めた彼の声に反応するひとつの声。その声の主が電気をつけるとそこにあったのは鎖に片足を繋がれた自分の対角線上にいる同じく鎖に片足を繋がれた見知らぬ男、そしてお互いの真ん中に横たわる頭を銃で撃ちぬいた男の死体だった。こんな状況にいる理由は一切分からないふたり。そんなふたりのポケットに入っていたカセットテープ。そのカセットテープには「6時までに相手を殺すか、ふたりとも死ぬのか」というメッセージが吹き込まれていたであった・・・・というのがこの作品のストーリーのさわり的なものである。密閉された状況、時間内に要求を呑むか、抜け出せなければ死が待っているという内容には『CUBE』を感じるかもしれない。こういった状況にプラスして、連続猟奇殺人を追いかける刑事たちが登場してくる。もちろん、この猟奇殺人は閉じ込められた男たちの運命ともリンクしてくる。こういった部分には『セブン』を感じ取る向きがあるかと思う。実際にサンダンス映画祭で公開された直後は“『CUBE』meets『セブン』”のすごい作品と話題騒然になったという。ただ、この作品『ソウ』は単なる“『CUBE』meets『セブン』”ではなく、それを超えた作品として成立している背筋も凍る、予想のつかないホラー・サイコ・スリラー作品である。
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 とにかく映像と物語の展開が見事すぎる(背筋も凍る)この作品の原案・監督を手掛けたのはこれがデビュー作であるジェームズ・ワン、原案・脚本・主演を手掛けたのが『マトリックス リローデッド』にも出演しているリー・ワネル。10年前にオーストラリアのメルボルンの大学で出会い、一緒に映画を勉強していたという彼らはこの作品『ソウ』の原案をふたりで書き上げ、リーがその原案を脚本化している。その当時のリーは楽しくもないフルタイムの仕事のために脳腫瘍かと思うようなストレス性の頭痛に悩まされていた。リー曰く、その時の暗い気分や脚本に打ち込むことで得られた健康でいることの幸福さが脚本の色に反映されているという。完成した脚本は周囲の評判も良く、アメリカに売り込みに行くことを勧められるが、確実性もないのにアメリカへ行くことは無駄と考えた彼らは知恵を絞り、なけなしの金で脚本中の最もハードなシーンを撮影し、8分間のパイロット版DVDを製作した。このパイロット版を手にアメリカへ出向いた彼らはいくつもの製作会社を巡り、見事に製作へのゴーサインを手に入れたのだ。公開後のメディアや観客の“『CUBE』meets『セブン』”という取り上げ方に関しては「『セブン』に似ていると感じたことはないが、『CUBE』の要素を感じとってくれたことには驚きもしたし、大好きなので嬉しくもあった」と語っている。ちなみに監督にとってこの『ソウ』は、ダリオ・アルジェントとディヴィッド・リンチの精神に導かれた作品なのだという。アルジェントは言われてみると分かるね。
 出演はリー・ワネルの他、ケアリー・エルウェズ(『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』)、ダニー・グローバー(『リーサル・ウェポン』シリーズ)、モニカ・ポッター(『スパイダー』)など。
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 オープニング、白いタイル張りの老朽化したバスルームらしき部屋の中で片足を鎖に繋がれたふたり男が死体を挟んで対峙しているシーン、間違いなくこのシーンから映画の虜になってしまうはずだ。考えることは主人公たちと同様にどうして彼らがこんな状況でそこにいるのか、どのように脱出するのかという部分だろう。密室の中で脅迫テープが再生され、犯人が仕組んだ様々な脱出へのヒント、ふたりの男の記憶が呼び覚まされていくうちに、こちらの想像と推理も更に刺激されてくる。その中で背筋も凍るようなシーンが何度もある。そして近づいてくるエンディング。ますます刺激されてくる推理と体が感じてくる恐怖。全くテンションが落ちることなく、かといって勢いで追い込み、畳み込むのではなく、こちら側の五感は研ぎ澄まされ、想像、推理の自由が広がり、混乱していく感覚を持つ類まれな作品。しかもラストは・・・・。こういうことを書くのは反則かもしれないが、この作品に言葉は無意味。とにかく、ホラー、サイコ、スリラーが好きなら見逃すと後悔すること間違いなしの作品です。ぜひ、劇場に足を運んでください。   

ストーリー
「鎖につながれたふたりの男。その間に横たわる死体。そして不可解なゲームが始まる」
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  ひとりの男が水が張られたバスタブの中で目覚めた。男の名はアダム。暗闇の中で助けを求めるアダムの声に反応する男の声があった。その男がスイッチを見つけ、電灯をつけると、そこにあったのはアダムの対角線上に位置する男の姿とふたりの間に横たわるカセットプレイヤーとピストルを持った自殺した男の死体だった。アダムの対角線上にいる男の名はゴードン。外科医である。片足を鎖でつながれ、ある範囲しか身動きを取れないふたりの男にはそこにいる理由すら分からなかった。そんな彼らのポケットには互いにカセット・テープが入れられていた。死体からうまく手に入れたプレイヤーでそのテープを再生するとそこにはあるメッセージが入れられていた。それは「6時までに相手を殺すか、お互いが死ぬか」という内容の脅迫であった。残された時間は6時間余り。犯人が残した様々なヒントを手掛かりにふたりは脱出に向けて様々な行動を始める。そんな時、ゴードンは自分たちを監禁したであろう犯人像を思いつく。それはゴードン自身も容疑者として疑われた連続猟奇殺人事件の犯人で、ある刑事が必死に追っている事件だった。
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