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『舞台よりすてきな生活』

配給:キネティック
オフィシャルサイト:http://www.butaiyori.com/


キャスト スタッフ データ
ケネス・ブラナー
ロビン・ライト・ペン
スージー・ホフリヒター
リン・レッドグレーヴ
ジャレッド・ハリス
ピーター・リーガート
デヴィッド・クラムホルツ
ジョナサン・シェック
監督・脚本:マイケル・カレスニコ
製作:マイケル・ノジック
   ナンシー・M・ラフ
   ブラッド・ウェストン
製作総指揮:
  ロバート・レッドフォード
撮影監督:
  ヒューバート・タクザノウスキー
編集:パメラ・マーティン
プロダクション・デザイナー:
 スティーブン・ラインウィーバー
衣装デザイン:
 マリー・クレール・ハナン
音楽スーパーバイザー:
 ロビン・アーダン
※アヴィニョン映画祭 最優秀作品賞 受賞
※アヴィニョン・ニューヨーク映画祭 最優秀作品賞 受賞
※フィラデルフィア・ワールドシネマ国際映画祭 審査員部門・最優秀初監督賞/最優秀作品賞 受賞
※ニューポート国際映画祭 学生審査員部門・最優秀作品賞 受賞
※レイク・プラシッド・フィルム・フォーラム 観客部門・最優秀作品賞 受賞

2000/アメリカ/カラー/アメリカン・ビスタ/Dolby SR・SRD/1時間38分

イントロダクション
「ロバート・レッドフォード製作総指揮によるケネス・ブラナーとロビン・ライト・ペン主演のスマートで温かいコメディー作品」
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 役者としてハリウッドのトップ・スターとなり、初監督作品『普通の人々』ではいきなりアカデミー賞監督賞を受賞、その後、ブラッド・ピットの人気を決定付けた『リバー・ランズ・スルー・イット』など数々の作品を監督、インディペンデント映画の登竜門、代名詞とされる“サンダンス映画祭”を主催し(最近、内幕本も出ましたが)、若手の発掘に尽力しているロバート・レッドフォード。現在も役者、監督、プロデューサーとして活躍するレッドフォードだが、その中でも最も力を注いでいるのはプロデューサー業と新たなる才能の発掘ではないだろうか。今回紹介する作品『舞台よりもすてきな生活』もロバート・レッドフォードが製作総指揮を手がけた作品である。
 ロバート・レッドフォードが製作総指揮を手がけた作品の中で最も印象的な作品は『モーターサイクル・ダイアリーズ』ではないだろうか。レッドフォード自身が長年温めていた企画を『セントラル・ステーション』のウォルター・サレス監督が撮ったこの作品は間違いなく青春ロード・ムービーの傑作であった。今回紹介する『舞台よりもすてきな生活』はレッドフォードが『モーターサイクル・ダイアリーズ』以前に製作総指揮を手がけた小粋なコメディー作品である。
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 物語の主人公は、売れっ子の舞台作家と子供のダンス教室の先生をしている妻。子供を欲しがる妻に対し、子供が大嫌いな作家は行為はもちながらもできないことを願っている。しかし、そんな彼も子供の出演するシーンがうまく書けず、スランプの真っ只中。舞台稽古の時も家でも「子供、子供」、しかも自分の創造の時間である夜中には隣の犬が吠えまくる。これだけでもノイローゼ気味なのに、向かいに少女とその母親が引っ越してきて、妻は働く母親に代わり、その子の面倒を見はじめる。子供嫌いの夫にとってはたまらない日々が始まるはずだったのだが・・・・という物語のこの作品、邦題から想像すれば、この先のストーリもきっと分かるのではないだろうか。多分、その想像通りに進んでいく(であろう)物語なのだが、登場人のキャラクターとそこに盛り込まれた笑いや感動がテンポ良く描かれているので本当に楽しみながら、観ることが出来る作品となっている。もちろん、そうなった理由のひとつは主演のふたり、ケネス・ブラナーとロビン・ライト・ペンの素晴らしさ(もちろん、彼らに絡む役者たちも)にあり、もうひとつはこれが初の長編監督作品となった脚本家として活躍してきたマイケル・カレスニコの手腕と彼の脚本の妙にある。キュートで良く出来た妻を演じるロビン・ライト・ペン、自分のどうしようもなさを辛らつな言葉と態度で隠そうとする子供のような夫を演じる爆発しまくりの相変わらず大仰しいケネス・ブラナー、本当にこの二人のよさを引き出している。
 実はこの作品の原題は『How to Kill Your Neighbor's Dog』という。作品中にも出てくるのだが、隣の家で吠えまくる犬にうんざりしていたのは実はカレスニコ監督自身で、「隣人の犬を殺す方法と、郊外テロの撲滅」という本を書くよと友人に語っていたという。そのアイデアが膨らみ、この作品の脚本が出来上がっていったという。となると、監督は隣家の犬にちょっと感謝すべきだし、ケネス・ブラナー演じる劇作家は監督自身の投影かという想像も広がるのだが。
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 オープニングの産婦人科医の待合室に座るふたりのシーン。妊娠かとチェックに来ているのだが、妊娠ではなく、落胆する妻とちょっと嬉しいようなそぶりを見せる夫。この印象的なシーンから、向かいに引っ越してきた女の子に脚本のための取材を試みながら、女の子と過ごすことで子供の素晴らしさに気づいていく夫。この辺の描き方が本当に上手いなと思う。僕は男なので、どうしてもケネス・ブラナーの気持ちに引きずられてしまうのだけれど、この気持ちは子供を持つと分かる気持ちなんだよね。そういった部分でワクワクしてしまった。それと、登場する人物が魅力的。なにかというと「ダウンタウン」を歌いだす、ぺトラ・クラーク好きのゲイの演出家なんて最高でした。テーマ、内容的にはちょっとウディ・アレン的辛辣さもある、どちらかといえば女性向き作品なんだろうけど、実は子供、娘を持つ父親にも本当にお勧めの作品になっている。夫婦やカップルで観るとすごくいいかもしれない温かみに溢れたコメディー作品です。ぜひ、劇場に足を運んでください。   

ストーリー
「子供嫌いで子供のためにノイローゼ気味の劇作家と子供を欲しがる妻、そこにやって来た隣家の少女」
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  売れっ子の劇作家のピーターと子供のダンス教室をしているメラニー。この日、ふたりは産婦人科にやって来ていた。メラニーが妊娠したかもしれないのだ。だが診察の結果は違っていた。そのことに心底がっかりするメラニーと内心ではほっとしているピーター。実はピーターは子供が好きではないのだ。そんな彼は新作の脚本でスランプに陥っていた。演出家から子供のシーンがうまく描けていないと再三再四言われ続けていたのだ。劇場でも家でも「子供、子供」、それに輪をかけるように創作意欲の湧く夜中になると隣家の犬が吠え始めるというわけで、ピーターはノイローゼになりそうだった。そんな時に向かいにエイミーという足に障害を抱えた少女と母親が引っ越してきて、メラニーは働く母親に代わり、エイミーの面倒を見はじめた。ピーターは自分の脚本の取材のために嫌々ながらもエイミーに近づくのだが。
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