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2大オスカー俳優メリル・ストリープ✕トム・ハンクスがスティーヴン・スピルバーグ作品でついに初競演を果たすとして大きな話題となっている「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」。
現地時間12月11日に第75回ゴールデングローブ賞のノミネーションが発表され、本作が、作品賞(映画部門・ドラマ)、監督賞、主演女優賞(映画部門・ドラマ)、主演男優賞(映画部門・ドラマ)、脚本賞、作曲賞の6部門にてノミネートを果たした。
*授賞式は2018年1月7日現地時間に開催予定
【ストーリー】
ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年、アメリカ国防総省がベトナム戦争に関する経過や分析を記録し、トップシークレットになっていた文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をNYタイムズがスクープするも、その後の記事は政府の圧力で差し止められる。そこで、アメリカ初の女性新聞発行人として足固めをしようとしていたワシントン・ポストのキャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)は、同紙の編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)らと共に、ライバル紙であるNYタイムズ紙と時に争いながらも連携、政府の圧力に屈することなく真実を世に出そうと奔走するー。
スピルバーグは「今、撮るべき作品」として、トランプ大統領就任45日後に本作の製作を発表し、先に予定していた作品よりも前倒しする事を決定し、撮影を敢行。政府によってジャーナリズムに規制がかけられ、国の主役であるはずの国民に真実が伝えられず、何が真実で、何が正しいのかがわからなくなってきている現代。「今」だからこそ伝えるべき作品と強烈なメッセージを込め、この危機的状況に警鐘を鳴らす作品に仕上げている。
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作:エイミー・パスカル、スティーヴン・スピルバーグ、クリスティ・マコスコ・クリーガー
脚本:リズ・ハンナ、ジョシュ・シンガー
音楽:ジョン・ウィリアムズ
キャスト:メリル・ストリープ、トム・ハンクス他
全米公開:2017年12月22日 (限定公開)2018年1月12日(拡大公開) [予定]
日本公開日:2018年3月30日(金)
原題:The Post
配給:東宝東和