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2017年02月21日 配信
2017年9月に公開となる、是枝裕和監督がオリジナル脚本で描く法廷心理サスペンス「三度目の殺人」の主要キャストが発表された。
主演は、第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞、2013年に全国公開し、国内興行成績32億円の大ヒットを記録した「そして父になる」から是枝監督と2度目のタッグとなる福山雅治。福山演じる弁護士・重盛(しげもり)に対峙する殺人犯・三隅(みすみ)は、是枝組初参加の名優・役所広司。福山と役所は初共演となる。
他に、物語の鍵を握る少女で被害者の娘に広瀬すず、被害者の妻に斉藤由貴。そして、福山演じる重盛と事件解明に奔走する司法修習の同期弁護士に吉田鋼太郎、重盛の事務所に所属する若手弁護士に満島真之介。本事件の担当検察官に市川実日子、重盛の父親役で、30年前に三隅が関わった事件の裁判長だった橋爪功と、日本映画界を代表する名優が本作を彩る。
なお、1月17日(火)北海道にてクランクインした本作は、現在絶賛撮影中、3月にクランクアップ予定となっている。
【物語】
勝利にこだわる弁護士・重盛(福山)が、やむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅(役所)。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されている。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。三隅の動機が希薄なのだ。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸を一つ一つ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく―。
2017年9月全国ロードショー
配給:東宝/ギャガ