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12月11日(現地時間)に発表された第37回ロサンゼルス映画批評家協会賞でも<作品賞>に輝いたジョージ・クルーニー主演、アレクサンダー・ペイン監督作品「ザ・ディセンダンツ(原題)」の邦題が「ファミリー・ツリー」に決定した。原題の“The Descendants”=“子孫・継承”の意味を受け継ぐファミリー・ツリー(家系図)という邦題は、クルーニー扮するカメハメハ大王の子孫である弁護士マットが、何世代にもわたる祖先から受け継いできた土地をめぐる課題を抱えるさなか、妻の不慮の事故がきっかけで二人の娘たちと向き合っていく家族の物語であることを丁寧に描いたペイン監督最高傑作にふさわしい邦題となった。
現在全米公開中の本作は、賞レースでも疾走中。興行ランキングも、10位→9位→7位とうなぎ上りで、公開館数3,000館、4,000館の冬の大規模公開の作品と並んで、群を抜く1館あたりのアベレージの高さをキープ。賞レースの結果に比例して大ヒット記録を更新している。
【第37回ロサンゼルス映画批評家協会賞】の主な受賞結果
◇作品賞: 「ファミリー・ツリー」
◇監督賞: テレンス・マリック 「ツリー・オブ・ライフ」
◇主演男優賞: マイケル・ファスベンダー「A Dangerous Method」「Jane Eyre」「Shame」「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」
◇主演女優賞: ユン・ジョンヒ「ポエトリー アグネスの詩」
◇助演男優賞: クリストファー・プラマー「人生はビギナーズ」
◇助演女優賞: ジェシカ・チャステイン「Coriolanus」「The Debt」「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」「Take Shelter」「キリング・フィールズ 失踪地帯」「ツリー・オブ・ライフ」