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ワーナー・ブラザース・ピクチャーズとレジェンダリー・ピクチャーズが贈る「ザ・ダークナイト・ライジズ(原題)」の製作が本格的に開始された。本作はクリストファー・ノーラン監督によるバットマン三部作の壮大な結末を飾る最終章である。
国際的なオールスターキャストを率いるのはアカデミー賞受賞を誇るクリスチャン・ベール(「ザ・ファイター」)で、再びブルース・ウェインとバットマンの二役を演じる。セリーナ・カイル役をアン・ハサウェイ、ベインをトム・ハーディ、ミランダ・テート役にアカデミー賞受賞を誇るマリオン・コティヤール、そしてジョン・ブレイクの役をジョセフ・ゴードン=レビットが演じる。
その他メインキャストにはアルフレッドにアカデミー賞受賞を果たしたマイケル・ケイン(「サイダーハウス・ルール」)、ゴードン警部としてゲイリー・オールドマン、そしてアカデミー賞受賞を誇るモーガン・フリーマン(「ミリオンダラー・ベイビー」)がルシアス・フォックスとして再び蘇る。
「ザ・ダークナイト・ライジズ(原題)」の指揮を取るにあたり、クリストファー・ノーランは「ダークナイト」で使用したIMAXカメラの台数を今回さらに増やしている。過去、大規模な長編映画が部分的にIMAXカメラで撮影されたのは「ダークナイト」が初めてとなる。その効果には目覚ましいものがあり、監督は本作での特大カメラの使用を拡大することにした。
デビッド・S・ゴイヤーとクリストファー・ノーランが手掛けたストーリーを基にノーラン自身がジョナサン・ノーランと共同で脚本を担当。以前「バットマン・ビギンズ」、そして記録破りの大ヒット作「ダークナイト」で手を組んだエマ・トーマス、チャールズ・ローブンと共にクリストファー・ノーランが製作を手掛ける。
撮影はピッツバーグ、ニューヨーク、ロサンゼルスの都市を含むアメリカ、インド、イギリス、そしてスコットランドの3大陸に渡り行われる。
○日本公開は2012年の夏を予定