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本日、2月21日(月)シネマート六本木において、先頃宮崎県知事を勇退した東国原英夫氏を迎え、「英国王のスピーチ」のトークイベントが行われた。
東国原氏が都知事選に立候補するのかどうかと注目を浴びていることもあり、芸能、報道の垣根を超えて多くの取材が駆けつけた。
〜東国原氏の談話〜
●映画イベント登場について
「知事時代に宮崎県に関することでは映画のイベントに呼ばれたこともあったのですが、純粋に映画のイベントにゲストで呼ばれたのは、実は今日が初めてなんです。私も人前でしゃべることを生業にしているとはいえ、しゃべることが苦手で、県知事を4年務めさせていただいて、芸人も26,27年やっているのですがまだ噛んでいます」
●コンプレックスや困難を克服することについての秘訣は?
「他にもコンプレックスといえば生え際ですが、これに関しては開き直っています。ある日ビートたけし師匠に“東、眉毛を伸ばしてオールバックにしたらいいじゃないか”と言われてさすがにしょうがない、あきらめようと思ったんですね(会場爆笑)。
40歳で不祥事を起こしまして謹慎になって、その時は一家の大黒柱だったので、仕事ができないというのは辛いことでした。それで小さな頃お笑い芸人か政治家が夢だったので、お笑いはあきらめて政治家を目指しました。自分の目標が自分を救ってくれたんです」
●復縁について、映画では、主人公が妻とセラピストに支えられ困難を克服しますが、東国原さんにとっての支えとは?
「僕も奥さんの支えは欲しいですね。でも宮崎県民とスタッフの支えで僕はここまで来たんです。トップは孤独なものですよね。 復縁については加藤さんに聞いて下さい」
●(都知事や国政)選挙への参戦のスピーチは?
「それはまだ分かりません。まだ白紙です。あらゆる可能性を排除しないということです」
今までで一番印象に残ったスピーチは?
「知事になって4年目に起きた鳥インフルエンザのことで、清武町の農場でやったスピーチが一番のスピーチでした」
●『英国王のスピーチ』を観る人へのメッセージ
「困難を克服する様子などあらゆる観点で学べる素晴らしい映画だと思います。アカデミー賞の12部門にノミネートされているということで、久々に見応えのある映画だと思いますので、皆さんご覧下さい」
2月26日(土)TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ他全国公開