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2011年02月06日 配信
〜主人公のジョージ6世は、現女王の父〜
英国現地時間の2月4日(金)に米配給会社ワインスタインカンパニーが、エリザベス女王が「英国王のスピーチ」を鑑賞され、気に入られたということを発表。この発表が英国のサン紙やVARIETYなどによって、早速報道された。
当初は、父親のジョージ6世が吃音を克服したことを描いた本作を、“女王は観ない”という見解があり、製作・配給関係者らもがっかりしていたところ、世界的な大ヒットとなり、アカデミー賞でも最多12部門ものノミネートをされていることから、女王も無視できなかったようだ。
通例としてロイヤルファミリーは、エンターテインメントについての感想は公式に述べないと言われているが、かつて「クイーン」でエリザベス女王自身を演じた主演のヘレン・ミレンはエリザベス女王から昼食に招かれた。
「英国王のスピーチ」では、ジョージ6世がとても家族を大切にしていることが描かれており、幼少期のエリザベス、マーガレットの姉妹を愛する優しい父親として描かれている。エリザベス女王の少女時代は、子役のフレイヤ・ワトソンによって演じられているが、女王がこの映画を観てどのような心境になったか興味がもたれるところ。