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12月18日(土)から公開する「最後の忠臣蔵」が時代劇としては異例の日米同時公開(アメリカ公開は12/17(金))が決定した。今回の上映決定の経緯としては、10月11日(月)に実施されたLAプレミア試写会が大好評を得たことがきっかけ。その試写会で作品を観た米国ワーナーマイカル代表取締役社長のミラード・L・オゥクス氏からのオファーで今回の異例の日米同時公開が実現した。「ミッドナイト・イーグル」(07/松竹)、「REDLINE」(10/東北新社)に次ぎ、邦画としては3作目の日米同時公開作。時代劇としては史上初の日米同時公開となる。
<ワーナーマイカル代表取締役社長:ミラード・L・オゥクス氏のコメント>
Q: 映画「最後の忠臣蔵」はいかがでしたか?
先月、杉田監督と役所さん、桜庭さんが舞台挨拶をした試写会で「最後の忠臣蔵」を拝見しました。アメリカでは字幕付きで映画を観ることがほとんどないため、上映が始まっても場内は完璧な静寂に包まれていました。しかし、物語が進むにつれて、観客もどんどん映画に引き込まれていくのを肌で感じました。この作品はとても力強く、美しい。そして出演者たちの感情表現が素晴らしく、私の心に鮮明に焼き付いています。ラストシーンは特に素晴らしく、愛と忠義が極限まで描かれています。この作品がアメリカの観客に受け入れられることを願っています。また口こみで広がる作品だと信じています。個人的にこの作品はアカデミー賞にノミネートされるべき作品だと思っています。
Q: 「最後の忠臣蔵」は時代劇としてはじめて、日米同時公開されることとなりました。映画の本場“アメリカ”の観客にこの作品はどう評価されるでしょうか?
アメリカの観客もこの作品をあたたかく受け入れてくれると信じています。本作にはドラマチックな部分はもちろん、人間の喜怒哀楽が描かれており、感情に訴えかける作品だと思っています。
<米国公開情報>
【公開時期】12月17日(金)〜12月31日(金)の2週間上映が決定
【上映劇場】Mann Chinese6
*同じMann Theatreチェーンで、世界的にハリウッドスターの手型、足型で有名なGrauman’s Chinese Theatreの目の前にある。まさに、ハリウッドのど真ん中、“映画の聖地”での上映となる。現在、現地での舞台挨拶も検討中で、邦画としてはじめてこの劇場で公開される。