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10月26日午前11時よりニューヨークのウォルドルフ・アストリア・ホテルにて、マイケルJ.フォックス、クリストファー・ロイド、リー・トンプソン、メアリー・スティーンバージェン、ヒューイ・ルイス、ロバート・ゼメキス(監督)、ボブ・ゲイル(脚本)、ニール・カントン(製作)の計8名が出席し、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 25thアニバーサリー Blu-ray BOX 発売プレミア・イベントの記者会見が行われた。
記者会見の主なQ&Aは以下のとおり。
Q) 撮影当時の思い出や印象的な出来事は何ですか?
A) ロバート・ゼメキス:マイケルが日中は、『ファミリー・タイズ』の撮影があったので『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の撮影は基本夜に行ったんだ。ほとんどがスタジオ・セットだったから問題がなかったんだけど、どうしても必要な日中の外のシーンはマイケルのスケジュールに合わせて土日に撮ったんだ。
A) マイケルJ.フォックス:忙しすぎて当時の記憶が曖昧なんだけど、そもそもこの出演のオファーを事務所が止めていて自分まで降りてこなかったんだ。結局、脚本を読むことができてとても気に入り、出演することになったんだ。
A) リー・トンプソン:いっぱいあるけど、オーディションに受かったのがなによりの思い出です。
A) ヒューイ・ルイス:僕に曲の依頼がきたのは、マイケルがヒューイ・ルイス&ザ・ ニュースが好きだったからなんだけど、作曲のラフをマイケルと監督が聴きにきた時、気に入ってもらえるか緊張したこと。気に入ってもらえて本当によかったよ。
Q) 撮影に使われたアイテムで、まだお持ちのものはありますか?
A) マイケル:「パート1」の冒頭で使っているギターは、取っておけばよかったって後悔してるな。未だに持っているのは・・・確かNKEのスニーカーが1足あったと思うよ。
A) クリストファー・ロイド:「パート2」で着た汽車の絵柄の、黄色いアロハシャツかな。
A) リー・トンプソン:私はプロムのシーンで着たピンクのドレスね。娘達がたまに着てみたりしてるわ!
A) ヒューイ・ルイス:僕は何もないよ!(笑)あの眼鏡はもらっておけばよかったなあ・・・。
Q) 劇中のセリフで、一番好きなものは何ですか?
A) クリストファー・ロイド:「これから行くところに道は要らん。(Where we are going, we don’t need roads.)」
A) マイケル・J・フォックス:「デロリアンでタイムマシンを作ったの!?(Did you make a time machine out of DeLorean?!) かな。」
A) リー・トンプソン:私はこれね。「カルバン・クラインよ。イカすわ!(That’s Calvin Klein. Oh my God, he’s a dream!)
Q) お子さんと一緒にこの作品を観たことはありますか?また、お子さんの感想は?
A) リー・トンプソン:何度かあるわ。娘の友達に、「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てるなんてすごい!」と言われてたことがあるわ。世代を超えて愛されている証拠よね。今の映画はCGが多く使われているものが多いけれど、この作品は脚本がしっかりしていてストーリーが面白いから、今のCGに慣れた子供たちでも十分楽しめる傑作だと思う。
A) マイケル・J・フォックス:僕は子供と一緒に観たことはないんだ。映画に出ている俳優としての僕と、父親としての僕は、子供たちにとっては全く別だと思う。子供が友達に「お父さんが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てるなんてすごいね!」と言われることに対しては、実は恥ずかしいと思っているんじゃないかな。
Q) この作品についてのコメントをお願いします。
A) マイケル・J・フォックス:この作品はご存知のとおりタイムトラベルの話なんだけれど、映画自体がタイムレス(色褪せない)だと思う。作品の舞台の2015年(「パート2」)が過ぎても、変わらず人々に愛されるんじゃないかな。世代を超えて愛され続けるこの素晴らしい作品に出会えて、本当に光栄に思うよ。
A) リー・トンプソン:25周年をお祝いできるような素晴らしい作品に出演が出来たことは、本当に素晴らしい経験になりました。この作品に出演した「ロレイン」としてファンに認識されることを、誇りに思います。
A) ロバート・ゼメキス:この作品は、親子関係や友情などがテーマになっている。そういう、誰もが一度は悩むような、全世界で共感してもらえる人間関係をベースにしたのがこの作品の成功の秘訣じゃないかな。だからこそ、世代を超えて今でも愛されているんだと思うよ。
Q) このシリーズにはトリビアがたくさんあってファンを楽しませてくれますが、まだ誰も発見できていないトリビアはありますか?ここだけでこっそり教えてください。
A) 全員:Blu-rayで観てもらえれば、発見できるかもしれないよ!!(笑)
≪ブルー・カーペットレポート≫
10月25日(火)午後7時(アメリカ現地時間)よりニューヨークのレストラン“グスタヴィーノス”にて、午前の記者会見の8名に、ドナルド・フュリラブ(ゴールディ・ウィルソン役:ヒルバレー市長)が加わり、今回発売のBlu-rayに掛け、レッド・カーペットならぬ、ブルー・カーペットが行われた。会場の前には、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の熱狂的カナダ人ファンが手掛けた“デロリアン”の完全レプリカも飾られイベントに花を添えた。
招待で選ばれたファン及び関係者200名の大観衆の前でブルー・カーペットを歩いた後、200名の前で全員が挨拶を行った。
主な挨拶のコメントは以下のとおり。
マイケル: マーティ・マクフライ役を演じられて、本当に光栄だよ。だってブータンに旅行に行ったときにも「マーティ・マクフライだ!」 と声を掛けられたんだから。それぐらい愛されている映画だということだよね。
リー: シリーズの中で「パート2」が一番好きなのよ。なぜなら特殊メイクでおっぱいを大きくしてもらったから。(笑)
クリス: このシリーズは、1885年・1985年・2015年という3つの時代を行ったり来たりする、本当に壮大なシリーズだ。色んな時代に行くことができて本当に楽しかったよ。
監督: 過去と未来を表現するのは未来のほうが難しかったよ。ホバー・ボードは無いけど、フラット・テレビは実現したね。50%くらいは当たってたかな!
ボブ: この映画は、出来上がるまでに色んな映画会社に断られて長い道のりがかかった。でも出来あがってみて、25年経った今でもこうして皆で集まれるような作品になって、本当に光栄だよ。
ヒューイ: マイケルと監督に主題歌を気に入ってもらえたのは素晴らしい思い出だね。僕の演技も大したものだったんじゃない!?(笑)
メアリー: 「パート3」でドクと2人のシーンは、2週間くらいの短い撮影だったけれど、本当に思い出に残っているわ。
挨拶の終了後、10月22日に72歳の誕生日を迎えたクリストファー・ロイドとこの作品の満25歳を祝うため、約1m半の巨大なスペシャル・デロリアン・ケーキがサプライズで登場!2つのスペシャルを会場の全員で祝福し、イベントは終了した。
バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー Blu-ray BOX [Blu-ray]