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ウディ・アレンがニューヨークに帰ってきた!
ニューヨークを舞台に映画を撮り続けてきたウディ・アレンが、近年のヨーロッパでの作品群を経て、遂にニューヨークに戻ってきた。今度は、チャイナタウンを舞台に、シニカルな中年男と南部からの家出娘が出会い、周囲の人々を巻き込んで始まる行き当たりばったりの人生ゲーム。ウディ・アレンの真骨頂ともいえる最新ロマンティック・コメディ「Whatever Works」の邦題が「人生万歳!」に決定した。往年のウディ・アレン映画ファンはもちろん、新たなファンもきっと満足する笑い満載の本作で、ウディ・アレンは今までとはまた違うニューヨークの一面を観せてくれる。
「人生万歳!」は、ウディ・アレン監督作品として、第40作目となる記念すべき作品。世界中のスターたちがこぞって出演を熱望する監督、アカデミー賞の常連なのに受賞式には決して顔を見せない、コンペティション嫌いから世界中の主要映画祭では、特別招待作品として新作が招かれる、監督自身がセレブリティ中のセレブリティ・・・。数ある映画監督の中でも最もスター監督と言えるウディ・アレンが、毎年撮り続けた作品が遂に40作目となった。
愛を見つける秘訣は、幸運なチャンスと上手くいくなら何でもありなのだ! という価値観を受け容れること。たとえそれがありふれた関係からは外れていたとしても、互いが上手くいく関係ならば、それで人生を楽しく乗り切ることができるのだ! 不況な世の中、暗い気持ちになっている人に夢と勇気を与える「人生万歳!」は老若男女を問わず楽しめるハッピー・ムービーだ。
<ストーリー>
偏屈な人間嫌いの物理学者ボリスは、豊かで優雅な上流階級の暮らしを捨てて、ボヘミアンな生活を始める。ある日南部から来た家出娘メロディを親切心から家に招き入れたことから、二人は意気投合。年の差を超えて結婚する。そこに現れたのが娘を探して上京してきた母親。いつしか母親はニューヨークで写真家としての才能を開花させ、アーティでエキセントリックな新たな人生を歩き始める。ボリスとその周辺の人物たちが入り乱れ、やがてそれはそれぞれのロマンティックな状況に変わっていくのだった・・・。これぞハッピー・エンディング!
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ラリー・デヴィッド、エヴァン・レイチェル・ウッド、パトリシア・クラークソンほか
新春第一弾、恵比寿ガーデンシネマ他にて全国順次ロードショー