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不朽の名作アニメーション『ファンタジア』(1940)から70年、『ファンタジア』の中の一編『魔法使いの弟子』にインスパイアされ、オマージュを捧げ創り上げられた映画「魔法使いの弟子」は、8月13日(金)より全国公開となる。本作の7月14日(水)全米公開に先駆け、物語の舞台であるニューヨークにてプレミアが華やかに開催された。第777代魔法使い最高責任者バルサザール・ブレイク役のニコラス・ケイジ(46)、彼の弟子として魔法使いになるべく試練に立ち向かうデイヴ役の「ヒックとドラゴン」(声優での出演)のジェイ・バルチェル(28)をはじめ、主要キャスト・スタッフが一同に会し、本作への意気込みや日本のファンに向けたメッセージなどをアツく語った。
<ニコラス・ケイジ ワールド・プレミアでのコメント>
Q: 「ファンタジア」の公開から70周年という記念すべき年にこの映画が作られたことについて、どう思われますか?
完璧なタイミングだと思うよ。「ファンタジア」を最初に観た時、一瞬にしてイマジネーションをかき立てられて、別世界に連れて行かれたような気がしたのを覚えているよ。映画史上もっとも美しい映画のうちのひとつだと思うし、「ファンタジア」で描かれた世界を、魔法使いのキャラクターを軸にさらに膨らませて、素敵な作品が出来たと思ってるよ。
Q: 日本で行われるジャパンプレミアにもいらっしゃるご予定ですか、日本のファンにメッセージをお願いします。
もうすぐ日本のみなさんにまた会えるのを楽しみにしています。
*7月19日(祝・月) ニコラス・ケイジ、ジェリー・ブラッカイマー来日予定
☆映画『魔法使いの弟子』の誕生秘話☆
ニコラス・ケイジには、「『ファンタジア』の『魔法使いの弟子』のような作品を演じてみたい」という願いがあった。彼にとって、『ファンタジア』は、ウォルト・ディズニーやクラシック音楽に目覚めるきっかけとなった特別な作品であり、その物語のエッセンスを用いて、「バイオレンス・シーンに頼ることなく、魔法とイマジネーションで人々を楽しませることが出来るかどうか試したかった」という。彼は、脚本家を集めて第一稿を仕上げ、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーに持ち込む。
現代を舞台にしながらも魔法や魔法使いが描かれているユニークな脚本を気に入ったブラッカイマーは、ディズニーやケイジとともに、監督を誰にするかの検討に入る。その時、ケイジの頭にあったのは、『ナショナル・トレジャー』シリーズでタッグを組んだジョン・タートルトーブだった。ケイジがダークでクセのあるアプローチをしがちなのに対して、タートルトーブは楽しさやユーモアを保ち続ける監督であり、「絶妙なバランスの作品が創れる」と考えたからだ。
ケイジ自らのオファーに「イエス!」と即答したというタートルトーブは語る。「『ファンタジア』の『魔法使いの弟子』は、若い弟子が先生の知恵を借りて何かを成し遂げようとする、素晴らしいドラマを持った物語だ。今日のビジュアル・エフェクトを駆使すれば、いろんなことができる」
こうして、「ナショナル・トレジャー」シリーズの黄金トリオが再結集し、ディズニーの至宝『ファンタジア』の『魔法使いの弟子』を2時間のライブ・アクションに拡大する、という誰もチャレンジし得なかった一大プロジェクトが始動した――
「魔法使いの弟子」
8月13日(金)全国ロードショー