新着映画情報
8/28(土)〜9/28(火) 5作品一挙公開!
上映作品: 「素直な悪女」「裸で御免なさい」「月夜の宝石」「殿方ご免遊ばせ」
「わたしのお医者さま」
☆新宿武蔵野館にて連日モーニングショー(各作品朝10:30より一回上映)
50年代、「素直な悪女」で世界中に大スキャンダルを巻き起こし、ヨーロッパ最大のセックス・シンボルと称された美とエロスの女神、ブリジット・バルドー。全盛期の代表作5本が、美麗デジタル・リマスターでスクリーンに甦る。
フランス語で “赤ん坊”を意味するBB (べべ)は、約50本の出演作を残し1973年に映画界を引退したブリジット・バルドーの愛称である。1956年、「素直な悪女」でスクリーンいっぱいに見せつけた裸体は、観客の度肝を抜いた。猫を思わせる大きな瞳、すねたような唇、神々しいまでにくびれたウエストにすらりと長い脚……。ヨーロッパ最大のセックス・シンボルとして、一躍スターとなったバルドーは、私生活でも4度の結婚のほか、セルジュ・ゲンスブールを始めとする大物たちと浮き名を流したことでも知られる。
「素直な悪女」
●8/28〜9/3 各日モーニングショー
冒頭からスクリーンいっぱいに映し出される肢体は圧倒的。監督ロジェ・ヴァディムが、当時22歳だった愛妻・BBを一躍スターの座に押し上げた記念碑的作品。共演のトランティニャンとBBが撮影中に恋に落ち、駆け落ちしたことでも知られるスキャンダラスな一本。
【共演】 ジャン=ルイ・トランティニャン 【監督】 ロジェ・ヴァディム
1956年/カラー/ヴィスタビジョン/88分
*オリジナルはシネマスコープサイズ
(c)1956 - TF1 INTERNATIONAL
「裸で御免なさい」
●9/4〜9/10 各日モーニングショー
バルドーがストリップに出場!? 「素直な悪女」で旋風を巻き起こしたBBが、健康的でゴージャスな肉体美を存分に披露するお色気コメディの名作。バレエで鍛え上げられた優美なダンスと完璧なプロポーションは必見! 共演は「過去を持つ愛情」の二枚目俳優ダニエル・ジェラン、共同脚本は当時の夫、ロジェ・ヴァディム。
【共演】 ダニエル・ジェラン 【監督】 マルク・アレグレ
1956年/モノクロ/スタンダード/102分
(c)1956 - TF1 INTERNATIONAL
「月夜の宝石」
●9/11〜9/17 各日モーニングショー
正当防衛で人を刺した青年と、彼に恋した娘の逃避行……! 「素直な悪女」の主演・監督コンビがスペインの風光を舞台に贈る、スリリングな愛欲のドラマ。身も心も恋に捧げる情熱的な女性を演じきるBBのシリアスな表情に注目! 共演は「第三の男」のアリダ・ヴァリ。
【共演】 スティーヴン・ボイド 【監督】 ロジェ・ヴァディム
1958年/カラー/シネマスコープ/91分
(c)1957 - TF1 INTERNATIONAL
「殿方ご免遊ばせ」
●9/18〜9/24 各日モーニングショー
仏大統領の愛娘が国賓の王子さまと不倫ランデヴー!? BB本人もお気に入りの一本と語る、世にもチャーミングな一本。空軍のジェット機を失敬した空中デートなど、ゴージャスでお洒落なセレブぶりは必見! 当時23歳のBBが完璧なスタイルで着こなすとりどりのファッションはため息ものだ。
【共演】 シャルル・ボワイエ 【監督】 ミシェル・ボワロン
1957年/カラー/スタンダード/85分
(c)1957 FILMSONOR - LES FILMS ARIANE - CINETEL - PRETORIA
「わたしのお医者さま」
●BBのバースデイ限定のスペシャル上映!9/28(火) 一回限りモーニングショー
ブロンドに髪を染める前の初々しいBBが、英国の人気シリーズに出演した貴重な一本。透明感あふれる表情がブレイクの予感を色濃く感じさせる。主題歌『ジュ・ヌ・セ・パ』では可憐な歌声も披露。
【共演】ダーク・ボガード 【監督】 ラルフ・トーマス
1955年/カラー/ヴィスタビジョン/90分
(c)MCMLV Group Film Productions Limited, All Rights Reserved. Licensed by ITV Studio's Entertainment Limited.
★「わたしのお医者さま]」はバースデイ特別上映(1回限り)
★5作品すべてDLP(DV-CAM)上映
○同時公開 8/28(土)〜9/10(金) 連日21:00よりレイトショー
「世にも怪奇な物語」
怪奇文学の巨星、エドガー・アラン・ポーが遺した鮮烈な悪夢の世界を、ヨーロッパ映画界を代表する3人の監督がいずれ劣らぬ個性とスタイルで映像化した本作。1967年の公開時には豪華スターの競演が話題を呼び、じわじわと忍び寄るかのような未知の恐怖は観客をトラウマの渦に叩きこんだ。
圧倒的な視覚イメージに豊かな色彩、堂々たる風格を備えた流麗な演出。耽美と退廃に満ちた独自のムードは、「世にも奇妙な物語」をはじめとする数々のオムニバス・ホラーの原点と言われる。
美しい女伯爵の歪んだ愛が引き起こす悲劇を描くロジェ・ヴァディムの「黒馬の哭く館」。自らの分身と対面した男が辿る皮肉な末路を、ミステリアスなタッチで綴るルイ・マルの「影を殺した男」。そして、夕暮れのローマに降り立った青年俳優が、狂気の淵を彷徨いながら少女の幻影に誘われるフェデリコ・フェリーニの「悪魔の首飾り」。
【キャスト】 ジェーン・フォンダ、ブリジット・バルドー、アラン・ドロン、テレンス・スタンプ
【監督】 ロジェ・ヴァディム、ルイ・マル、フェデリコ・フェリー二
1967年/カラー/ヴィスタビジョン/121分
(c)1967-TF1 INTERNATIONAL - PRODUZIONI EUROPEE ASSOCIATES S.A.S.
★DLP(DV-CAM)上映
ブリジット・バルドー生誕祭公式サイト
配給:IMAGICA TV/配給協力:コミュニティシネマセンター