新着映画情報
2010年06月14日 配信
ハリソン・フォード&ブレンダン・フレイザー共演の映画「小さな命が呼ぶとき」は、ポンペ病という難病に立ち向かい、自力で製薬会社を起こそうと奮闘するクラウリー家の人々の実話を元に描いた感動のドラマ。
日本ポンペ病研究会が主催する第5回日本ポンペ病研究会が6月13日(日)に東京慈恵会医科大学にて開催され、研究会の中で映画「小さな命が呼ぶとき」が特別上映された。全国から集まった医師53名、ポンペ病患者32名が映画を鑑賞し、その後、ポンペ病研究においては国内第一人者とされ、本作の字幕監修も手がけた東京慈恵会医科大学の衞藤 義勝(えとうよしかつ)先生をはじめとする多くの医師たちによる症例報告やパネルディスカッション、特別講演などが行われた。
【ポンペ病とは】
ポンペ病(糖原病II型)とは「酸性α‐グルコシダーゼ」という、体内でグリコーゲンを分解する酵素の1つが生まれつき全くないか、または少ないために発症する遺伝病。4 万人に1 人が発症するといわれる極めて希な病気で、世界に5,000〜10,000人の患者が存在し、日本でも特定疾患として難病の指定を受けている。1932年、オランダのポンペ博士がこの病気の患者について初めて報告したため、「ポンペ病」と呼ばれている。
「小さな命が呼ぶとき」
7月24日(土)より、TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー