新着映画情報
2010年 映画祭テーマ『行こうや。ゆうばり』
第1回の開催(1990年)から早いもので今期「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」は20回目の記念すべき開催の年を迎え、13日、映画祭の概要が発表になった。
●期 間: 2010年2月25日(木)〜3月1日(月)
●開催会場: アディーレ会館ゆうばり(旧夕張市民会館)、ゆうばりホテルシューパロほか夕張市内会場
●上映作品: 69本(短編含む)
●公式サイト: http://yubarifanta.com/ (PC・モバイル共通)
〔企画内容〕
1. 招待作品部門(12作品)
2. 20回開催記念 特別企画・・・“映画”と“夕張”。
3. オフシアターコンペティション部門(9作品)
4. フォーラムシアター部門(19作品)
5. イベント&その他(29作品)
〔招待作品部門〕&〔開催20回記念上映〕(順不同)
■ <オープニング招待作品> 〔ワールドプレミア〕
「シュアリー・サムデイ」2010年/日本語(英語字幕)/122分/松竹 配給
「花より男子」「クローズZERO」で絶大なる人気を誇る俳優、小栗旬が初メガホンをとった青春群像劇。
(c)2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会
2010年7月17日(土)全国ロードショー
■<クロージング招待作品>
「シャーロック・ホームズ」2009年/英語(日本語字幕)/129分/ワーナー・ブラザース映画 配給
誰も知らない新たな名探偵シャーロック・ホームズが誕生した! 超人的な観察力、記憶力、推理力で数々の難事件を解決してきたホームズが、マーシャルアーツを駆使した腕っぷしの強い男としてさっそうと登場する。
(c)2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED.
2010年3月12日(金)丸の内ルーブル他全国ロードショー
■<招待作品>
「GREEN ZONE(原題)」2009年/英語(日本語字幕)/114分/東宝東和 配給
マット・デイモン×ポール・グリーングラス監督という「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」の最強タッグが極限の臨場感に挑む、アクション大作。
一触即発の危険地域に囲まれたグリーン・ゾーン(イラク中心部の米軍駐留地域)。ロイ・ミラー(マット・デイモン)と彼の部隊は、隠された大量破壊兵器の所在を追う極秘任務に就くが、アメリカ国防総省のパウンドストーン(グレッグ・キニア)の思惑によって、肝心な所で手掛かりを奪われてしまう。国防総省の動きに疑念を感じたミラーは、部隊を離れ単独で調査を開始。飛び交う偽情報と激しい銃弾戦をすり抜け、「真実」を追い続ける男の戦いが始まる。
(c)2009 UNIVERSAL STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.
2010年5月TOHOシネマズスカラ座他ロードショー
■<招待作品>
「孤高のメス」2009年/日本語/126分/東映 配給
現職医師の大鐘稔彦が発表し、90万部を突破したベストセラー小説を映画化。医師不足や手術ミス、地域医療問題、臓器移植といった、現代の医療制度におけるタブーに深く切り込んだヒューマンドラマ。主演は堤真一。社会制度や慣習にとらわれずに、自分の信念を貫き、患者を救う医師役を熱演する。また、順天堂大学の現役外科医が完全にバックアップしたリアルな手術シーンは、息をのむような迫力がある。
(c)2010「孤高のメス」製作委員会
2010年6月5日(土)全国ロードショー
■<招待作品>
「ハート・ロッカー」2008年/英語(日本語字幕)/131分/ブロードメディア・スタジオ 配給
2004年夏。イラク。米軍爆発物処理班は、死と隣り合わせの前線の中で爆弾の処理を行うスペシャリストたち。新しく配属されたジェームズ二等軍曹は、安全対策も行なわず、まるで死に対する恐れが全くないかのように振舞う。補佐に付くサンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵は、いつ死ぬかもしれない激務のなかで、徐々にジェームズへの不安を募らせていく。しかし、そんな彼らの想いとは無関係に戦闘行為が繰り返される戦場の日々は続く…。
(c)2008 HURT LOCKER, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
3月6日(土)よりTOHOシネマズみゆき座、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー
■<招待作品>〔ワールドプレミア〕
「武士道シックスティーン」2010年/日本語/109分/ゴー・シネマ 配給
3歳から鍛練を積んできた剣道エリートの香織(成海璃子)は、中学最後の大会で無名の選手に負けたことが忘れられず、その選手を追って強豪校に入学することにした。しかし、因縁の敵だと思っていた早苗(北乃きい)は、実績がほぼゼロ、楽しむ剣道がモットーのお気楽少女だった!
成海璃子と北乃きい、実力と人気を兼ね備えたふたりの女優が剣道少女になって対決! 剛の香織と柔の早苗、まったく正反対のふたりが、真剣勝負や熱い友情を通じて本当の強さや勝つことの意味を問いかける。2カ月間に渡って、剣道の基本姿勢やルールを身につけた竹刀さばきにも注目だ。監督は「奈緒子」「ホームレス中学生」など、良質な青春映画を発表してきた古厩智之。「一気読みせずにはいられない本」として熱烈な支持を得た誉田哲也による同名の原作小説をパワフルに映像化。
(c)2010映画「武士道シックスティーン」製作委員会
2010年GWテアトル新宿他ロードショー
■<招待作品>
「17歳の肖像」2009年/英語(日本語字幕)/100分/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 配給
ウィットに富んだ辛口批評で人気のイギリス人記者リン・バーバーの回想録を基に、小説『ハイ・フィデリティ』『アバウト・ア・ボーイ』のベストセラー作家ニック・ホーンビィがユーモラスに脚色。「幸せになるためのイタリア語講座」の女性監督ロネ・シェルフィグがちょっぴり愛らしくてほろ苦い物語に仕上げている。
(c)2008 AN EDUCATION DISTRIBUTION LTD.
4月G.W.TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
■<招待作品>
「第9地区」2009年/英語(日本語字幕)/111分/ワーナー・ブラザース映画、ギャガ 配給
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン製作のSFドラマ。監督は新人、舞台は遠方南アフリカという謎の多い作品にもかかわらず、口コミが広がり、全米興収で1億ドル突破の大ヒットを記録した。CMディレクターのニール・ブロムカンプ監督の短編『アライヴ・イン・ヨハネスブルグ』を長編にバージョンアップ。テレビのドキュメンタリー番組の手法を用いた物語展開にも注目の衝撃作。
(c)2009 DISTRICT 9 LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2010年4月全国ロードショー
■<招待作品>
「スイートリトルライズ」2009年/日本語/117分/ブロードメディア・スタジオ 配給
原作は『号泣する準備はできていた』で第130回直木賞を受賞した江国香織の同名小説。「三月のライオン」「ストロベリーショートケイクス」など、寡作な映画作家として知られる矢崎仁司監督が、自身も大ファンだという江国作品の切なくも美しい、そして透明感のある世界観を映像化。主人公の夫婦、瑠璃子と聡を演じるのは、中谷美紀と大森南朋。人気、実力ともにトップクラスの共演が実現した。主題歌はスガ シカオの書き下ろし曲「.あがりの朝に」。しっとりとしたバラードが、秘密と嘘、愛と孤独に彩られた美しく切ない大人のラブストーリーを彩っている。
(c)2009江国香織/「スイートリトルライズ」製作委員会
2010年3月シネマライズ 他全国ロードショー
■<招待作品>
「プリンセスと魔法のキス」2009年/英語(日本語吹替)/97分/ウォルト ディスニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン 配給
ディズニーが伝統的な手描きアニメを復活させ、全米でも大ヒットを記録したファンタジー。アメリカ南部のジャズの街ニューオリンズにやってきたナヴィーン王子が、悪い魔法使いに呪いをかけられて、カエルの姿にされてしまうが・・・。
(c)DISNEY ENTERPRISES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2010年3月6日(土)全国ロードショー
■ <招待作品>〔ジャパンプレミア〕&〔ゆうばり映画祭 開催20回記念上映〕
「イエロー・ハンカチーフ」2008年/英語(日本語字幕)/96分/松竹 配給
山田洋次監督による1977年の名作「幸福の黄色いハンカチ」を完全リメイク。原作へのオマージュとして様々なアイディアを提案してくるなど、オリジナル版に敬意を払って制作されたこともあり、良質な感動作となっている。高倉健が演じた不器用な主人公を、ウィリアム・ハートがいぶし銀の魅力で好演。さらに倍賞千恵子演じる妻をマリア・ベロが演じるほか、世界中でヒットを記録した「トワイライト」シリーズのヒロイン、クリステン・スチュワートの出演にも注目したい。
(c)2009 DODI FILM PRODUCTIONS. ALL RIGHTS RESERVED.
2010年6月26日 (土)東劇他ロードショー
■<招待作品>
「ばかもの」2009年/日本語/120分/東北新社 配給
芥川賞作家 絲山秋子の同名小説が待望の映画化。ある男女の出会いから恋愛、別れ、再会に至るまでの10年にも及ぶ純愛を描く。
三流大学に通い、中途半端な大学生活を送る大学生・ヒデ(成宮寛貴)は、強気な年上の女・額子(内田有紀)の体にのめり込む毎日。だが、ある日突然、額子から「結婚を決めた」と別れを告げられる。ヒデは大学を卒業、就職するが、日々のむなしさからアルコール依存症に。一方の額子も事故に遭い、人生を変える大怪我を負う。別れから数年後、ともに変わり果てた姿で二人は再会する.。
(c)2010「ばかもの」製作委員会
2010年上半期ロードショー(予定)
■ 〔ゆうばり映画祭 開催20回記念上映〕〔ワールドプレミア〕
“北海道新聞presents”
「幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター」1977年/2010年/日本語/108分/松竹 配給
1977年度の映画賞を独占した山田洋次監督の代表作「幸福の黄色いハンカチ」..アメリカでのリメイク作「イエロー・ハンカチーフ」が劇場公開される2010年に、デジタルリマスター版として蘇ることになった。不景気で心が疲弊したこの日本の空に、色鮮やかに蘇ったあの「黄色いハンカチ」が再びはためく。
失恋して自棄になった欽也(武田鉄矢)は、会社をやめ、退職金で新車を購入、北海道へドライブの旅に出た。網走に着くと手当たり次第に軟派して、同じ失恋の痛手を持つ朱美(桃井かおり)を引っかけた。それから、海岸で炭鉱夫を名乗る中年男・勇作(高倉健)と知り合い、3人で旅することになる。しかし、勇作には6年3ヶ月の刑期を終え出所したばかりという秘密があった…
(c)1977, 2010 松竹株式会社
2010年4月10日(土)ロードショー
■開催20回記念 関連イベント
映画祭開催20回記念だからこそ、あらためて”夕張”と”映画”の絆に立ち返る関連イベント。記念上映の「幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター」「イエロー・ハンカチーフ」に連動した内容を予定。
■オフシアターコンペティション部門(9作品)
今期は、応募総数356本の応募の中から9作品を選出。グランプリ1作品、審査員特別賞1作品、北海道知事賞、そして新たにジャーナリスト・映画関係者の審査によるシネガー賞を選出する。グランプリ作品の監督には、副賞としてスカパー!提供の次回作の制作支援金を授与し、次年度以降の映画祭での招待上映を目指して新作を制作してもらう。本年度は09年のグランプリ受賞者・入江悠監督の受賞作(『SR サイタマノラッパー』)の凱旋上映と共に、映画祭×スカパー!の支援により制作された最新作も特別枠で上映。
「スーパーサイズミーをやりたくて」 監督:坪田秀雄(日本)
「青春墓場.明日と一緒に歩くのだ」 監督:奥田庸介(日本)
「タナトス」 監督:吉川諒(日本)
「終わらない青」 監督:緒方貴臣(日本)
「壁」 監督:ヒョン・セウ(韓国)
「電話番号が必要だ!!」 監督:キム・ジョンフン(韓国)
「脚の生えたおたまじゃくし」 監督:前野朋哉(日本)
「はい! もしもし、大塚薬局ですが」 監督:勝又悠(日本)
「それはそれ、」 監督:甲斐博和(日本)
〔審査員〕
・ジョニー・トー(審査委員長) (香港/監督) 1955年生まれ
1980年に映画監督デビュー。アジアを代表する世界的映画監督。数々の映画祭で高い評価を受け続けている。近作に「エレクション」「エグザイル/絆」など。
・石橋凌 (日本/俳優・ミュージシャン) 1956年生まれ
映画を中心に幅広く活躍。ハリウッドにも進出し、国内外で高い評価を受ける日本を代表する俳優の1人。近作に「MW―ムウ―」など。
・チョン・スワン(韓国/プログラマー)
現在全州(チョンジュ)国際映画祭のプログラム・ディレクターを務める。またそのほかに東国大学校の助教授を務めるほか、映画批評を数々の雑誌に寄稿するなど執筆の面でも活躍している。
・マーク・ウォルコウ(米国/プログラマー)
ニューヨーク・アジア映画祭のプログラム・ディレクターを務める。近年では、テキサスや北米におけるアジア映画のプログラムなども手がけ活躍している。
・山下敦弘(日本/監督) 1976年生まれ
99年のオフシアターでグランプリを受賞。以降、その活躍は国内外から“日本のアキ・カウリスマキ”と評され話題となる。「リンダ リンダ リンダ」(05)や、「天然コケッコー」(07)といった話題作も手掛け、若手監督の代表的存在。
■〔映画祭参加予定ゲスト〕 (一部紹介)
〔特別招待作品〕
「シュアリー・サムデイ」:小栗旬(監督・俳優)、小出恵介(俳優)、勝地涼(俳優)、綾野剛(俳優)、鈴木亮平(俳優)、ムロツヨシ(俳優)、山本又一朗(プロデューサー)
「孤高のメス」:成島出(監督)
「武士道シックスティーン」:古厩智之(監督)
「スイートリトルライズ」:矢崎仁司(監督)
「ばかもの」:金子修介(監督)
〔ゆうばり映画祭 開催20回記念上映〕
「幸福の黄色いハンカチ」:山田洋次(監督)
■チケット
発売日: 1月20日(水)より発売開始!
・オープニング券<開会式セレモニー&オープニング作品>
Pコード:555-990(前売・当日:¥1,500)
・パーティー券<オープニングパーティー>
Pコード:555-991(前売のみ:¥5,000)
・クロージング券<クロージング作品&閉会式>
Pコード:555-992(前売・当日:¥1,500)
・ゆうばりファンタパスポート(注1)
Pコード:461-546(前売・当日:¥2,000)
招待作品 作品単券当日券あり(お席に余裕がある場合のみ発売)当日¥1,300(注2)
(注1)OP作品及びCL作品、パーティーは含まれません。先を除くすべての作品が鑑賞できるパスポートです。
(注2)各招待作品の当日券です。*お席に余裕がある場合のみ発売します。
<チケット購入方法>
◎インターネット販売
http://pia.jp/t(パソコン・携帯電話共通)
◎電話予約
0570ー02ー9999
*一部の携帯電話・PHS・IP電話及び発信者番号非通知は受付不可
◎店頭販売
全国の「チケットぴあのお店」「サークルK・サンクス」「ファミリーマート」
*「サークルK・サンクス」7:00.23:30(但し、発売初日は10:00.発売開始)
*「ファミリーマート」10:00.23:30
*「チケットぴあのお店」の営業時間は店舗によって異なりますので、
上記URLよりご確認お願いします。
ぴあお問い合わせ先:0570ー02ー9111
■一般ツアーのお問い合わせ
株式会社近畿日本ツーリスト北海道 札幌法人旅行支店
『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』 担当デスク
住所:〒060-0003 札幌市中央区北3条西1丁目札幌パナソニックビル4階
電話:(011)251-0011 FAX:(011)251-3630
E-MAIL:hkd-ec@or.knt.co.jp
(営業時間:月〜金 9:00〜17:45 土日・祝祭日は休業)
北海道旅客鉄道株式会社
お近くのJR北海道各駅、ツインクルプラザ(旅行センター)までお問い合わせください。
■一般の問い合わせ
映画祭事務局 TEL:0123-53-2637
または、公式サイトまで。http://yubarifanta.com