新着映画情報
5月18日(月) カンヌ国際映画祭にて:
ロバート・ゼメキス監督最新作「Disney'sクリスマス・キャロル」の特別映像初公開を記念して、カンヌに映画の舞台ー雪に覆われたロンドンの街角が登場。主役のジム・キャリー、監督のロバート・ゼメキスらが出席してイベントが行われた。
晴天に恵まれたカンヌの中心部に位置するカールトン・ホテルの正面は、見事な雪景色のクリスマスの風景が再現され、沿道に集まった1000人を越えるファンは、初夏のカンヌに現れた突然のクリスマスの景色に大盛り上がり。今年は、例年になくメジャーのスタジオが大きなイベントを取りやめていることもあり、カンヌ映画祭では最も大きなイベントとして期待を集めていた。
クラシックな馬車に乗って登場したジム・キャリーは、真っ白な雪景色にご機嫌でファンたちに手を振って挨拶。泡で作られた雪を手に取って投げるポーズをしながら観客を笑わせた。「カンヌでこんな美しい雪景色が見られるなんて、すごい経験だよ」と感激を隠せない様子。ゼメキス監督もこの演出に「素晴らしいイベントをカンヌで行えたことを嬉しく思う」と語った。
イベントに続いて、カールトン・ホテル内の会場にて行われた3Dでの特別上映には、600人のマスコミ、VIPゲストが集まった。この日披露されたのは、物語の冒頭シーンを含む約8分間のもの。短い映像ではあるものの映像の迫力と斬新さに、観客からは大絶賛の声があがった。子供の頃から「クリスマス・キャロル」に親しんできたというジム・キャリーも、初めて見る映像の素晴らしさに驚きを隠せない様子だった。ゼメキス監督は、「100年以上も前に書かれているのにとても映像的。長い間世界中の人々に愛されてきた心温まる物語。是非多くの人に見てほしい」と語った。
「Disney’sクリスマス・キャロル」は、今年11月全世界ロードショー公開される。