10,190 年 、 銀河系は分裂した。人類が地球以外の惑星に移住して宇宙帝国を築いたこの世界では、1つの惑星を1つの大領家が治める厳格な身分制度が敷かれていた。レト・アトレイデス公爵は皇帝の命を受けて、砂漠の惑星アラキスを治める事になる。通称デューンとも呼ばれるアラキスは、抗老化作用を持つ香料メランジの唯一の生産地。アトレイデス家には莫大な利益がもたらされる筈だった。しかし妻のジェシカと息子のポールを連れてデューンに乗り込んだレト公爵を待っていたのはメランジの採掘権を持つハルコンネン家と皇帝が結託した陰謀。青い瞳を持つ現地の自由民フレメンは敵か味方か…そしてメランジを守るように突如現れすべてを飲み込む巨大なサンドワームの存在…その意味は…。父を殺されその地位を追われ、全宇宙から命を狙われるポールと母ジェシカの運命は!?
新着映画情報
ティモシー・シャラメ |
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ |
2020 / アメリカ / シネマスコープ / 155分 |
全宇宙から命を狙われる ひとりの青年に、未来は託された―。
本作は1965年の発売以来、多くのカルチャーに影響を与え続け、一説には「スター・ウォーズ」「風の谷のナウシカ」「アバター」などの歴史に名を刻む名作が、この小説なくして生まれなかったと言われている伝説の小説『デューン/砂の惑星』が原作。砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、全宇宙の未来を託された主人公ポール・アトレイデスの運命、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なドラマが展開される。
主人公ポールを演じるのは「君の名前で僕を呼んで」(17)で若干21歳にしてアカデミー賞主演男優賞にノミネートを果たしたティモシー・シャラメ。大ヒット作「チャーリーとチョコレート工場」(05)前日譚のウォンカ役に決定するなど、Z世代を代表する次世代スターとして大きな注目を集めている。そしてティモシーの脇を固める俳優陣も実力派オールスターキャストが集結。「スパイダーマン」シリーズのゼンデイヤがポールの夢の中に登場する謎の美女チャニを熱演し、「アクアマン」(18)のジェイソン・モモア、アベンジャーズの宿敵サノスを演じたジョシュ・ブローリンがポールを全力サポートする腹心を、そしてアカデミー賞俳優ハビエル・バルデムが“自由の民フレメン”のリーダーを演じる。また、「スター・ウォーズ」続三部作のオスカー・アイザックと「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(18)のレベッカ・ファーガソンがポールの両親役で登場する。監督は「ブレードランナー 2049」(17)「メッセージ」(16)のドゥニ・ヴィルヌーヴ。