ハッチは、郊外にある自宅と職場の金型工場を路線バスで往復する、ルーティンで退屈な毎日を送っている。妻には距離を置かれ、息子からもリスペクトされることはない。人生の苦難をぐっと受け止めながら生きる、地味で平凡な“何者でもないただの男(NOBODY)”だった。ある夜、自宅に強盗が押し入ったとき、ハッチは暴力を恐れ、反撃することが出来なかった。事件をきっかけにさらに家族から失望され、同じ職場の義弟にもいちゃもんをつけられる。胸の中で怒りがふつふつと湧き上がっていたハッチは、路線バスで出会ったチンピラたちの挑発が引き金となり、遂にド派手にブチ切れる…。
新着映画情報
ボブ・オデンカーク |
監督:イリヤ・ナイシュラー |
2020 / アメリカ / 92分 / PG12 |
何者でもない奴(NOBODY)を、絶対に甘くみてはいけない。
「ジョン・ウィック」シリーズの脚本家デレク・コルスタッドと「ハードコア」(16)のイリア・ナイシュラー監督が新たにタッグを組み、様々なストレスを抱えながら生きる人々に捧げる、痛快ハードボイルド・アクション。主人公ハッチを演じるのは、人気TVシリーズ「ベター・コール・ソウル」のソウル・グッドマン役で知られるボブ・オデンカーク。
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