ある週末の朝、リリーは夫のポールと暮らす静かな海辺の邸宅に、娘のジェニファー、アンナとその家族たち、そしてリリーの学生時代からの大親友で家族同然のリズを集める。しかしそれは共に楽しい時を過ごすためのものではなく、ある理由によって死を覚悟したリリーが“家族が家族であるうちに”過ごすために自らが用意した最後の時間だった。集った家族とその友人たちは、それぞれ平静さを装いながら母の願いである最後の晩餐に参加する。しかし、あるきっかけで弾けた緊張感とともに、次々と明かされていくそれぞれの秘密。そして最後に家族がとった行動とは…。
新着映画情報
『ブラックバード 家族が家族であるうちに』
原題:Blackbird
配 給 : | プレシディオ、彩プロ |
---|---|
公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2021年06月11日 |
映画館: | TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー |
スーザン・サランドン |
監督:ロジャー・ミッチェル |
2019 / アメリカ・イギリス / シネマスコープ / 5.1ch / 97分 / 字幕翻訳:斎藤敦子 / PG12 |
母の決意が、私を変える。
病状が進むなか、安楽死の選択をした母を看取るために家族が集まった最後の週末。「デッドマン・ウォーキング」(95)のスーザン・サランドンと「愛を読むひと」(08)のケイト・ウィンスレットという二大オスカー女優が初共演した本作は、母の決意によって残された家族の生き方を考えさせてくれる濃密なヒューマンドラマ。「マンデラの名もなき看守」(08)などで知られるビレ・アウグスト監督による傑作デンマーク映画「サイレントハート」(14・未)を、同作の脚本家であるクリスチャン・トープがアメリカ映画として脚色、「ブラックバード 家族が家族であるうちに」として、新たな物語を紡ぎ出した。監督を務めたのは「ノッティングヒルの恋人」(99)のロジャー・ミッチェル。
© 2019 BLACK BIRD PRODUCTIONS, INC ALL RIGHTS RESERVED