ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配する介護人を拒否していた。そんな中、アンから新しい恋人とパリで暮らすと告げられショックを受ける。だが、それが事実なら、アンソニーの自宅に突然現れ、アンと結婚して10年以上になると語る、この見知らぬ男は誰だ? なぜ彼はここが自分とアンの家だと主張するのか? ひょっとして財産を奪う気か? そして、アンソニーのもう一人の娘、最愛のルーシーはどこに消えたのか? 現実と幻想の境界が崩れていく中、最後にアンソニーがたどり着いた〈真実〉とは──?
新着映画情報
アンソニー・ホプキンス |
監督:フロリアン・ゼレール |
2020 / イギリス・フランス / 英語 / シネマスコープ / 5.1ch / 97分 / 字幕翻訳:松浦美奈 |
本作は、世界30カ国以上で上演され、日本でも橋爪功が主演し大絶賛された舞台の映画化。これまでになく画期的な表現で老いによる喪失と親子の揺れる絆を描いた感動作。現在83歳の名優アンソニー・ホプキンスが自身と同じ名で生年月日も同じ認知症の父親を演じ、「女王陛下のお気に入り」(18)のオスカー女優オリヴィア・コールマンが娘役を演じる。監督は、戯曲を手掛けたフロリアン・ゼレール。
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