将来を期待される科学者の高倉宗一郎は、亡き養父である松下の会社で研究に没頭していた。ずっと孤独だった宗一郎は、自分を慕ってくれる松下の娘・璃子と愛猫ピートを、家族のように大切に思っていた。しかし、研究の完成を目前に控えながら、宗一郎は罠にはめられ、冷凍睡眠させられてしまう。目を覚ますと、そこは30年後の2025年の東京――。宗一郎は、研究もピートも、すべてを失い、璃子が謎の死を遂げていたことを知る。愕然とする宗一郎だったが、人間そっくりなロボットの力を借り、未来を変えるために動き出す。璃子を絶対救うという、信念とともに。
新着映画情報
山崎賢人 |
監督:三木孝浩 |
2021 / 日本 |
1995年の僕と、2025年の僕で、絶対に、君を救う。
1956年にアメリカで発表されて以来、ハリウッド映画に多大な影響を与え、60年以上経つ今でも色褪せぬ伝説のSF小説『夏への扉』(ロバート・A・ハインライン著)が日本を舞台に待望の映画化。主演を務めるのは「キングダム」の山崎賢人。本作では罠にはめられ、すべてを失いながらも、未来を変えるため30年の時を超える科学者・高倉宗一郎を演じる。共演は、宗一郎が家族のように大切に想う恩人の娘・璃子役に清原果耶、30年後に目覚めた宗一郎の手助けをする人間にそっくりなロボット役に藤木直人。本作のメガホンを取ったのは「フォルトゥナの瞳」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の三木孝浩監督。