ミリーは、片思い中の同級生にも認識されない地味な高校生。家では夫と死別した悲しみを紛らわすかのようにアルコールに溺れる母と、警察官の姉の板挟み。学校では、嫌がらせのターゲットにされ、我慢を強いられる日々。親友のナイラ、ジョシュと過ごす時間がわずかな慰めだったが、ある13日の金曜日、アメフトの応援後に無人のグランドで母の迎えを待っていたミリーは、連続殺人鬼ブッチャーに襲われ謎の短剣で刺されてしまう。命は取り留めたミリーだが、翌朝目覚めると、ミリーとブッチャーの身体が入れ替わっていた。女子高生姿のブッチャーが虐殺計画を進めるなか、中年男姿のミリーは24時間以内に身体を取り戻さないと一生元の姿に戻れないことを知り…。
新着映画情報
ヴィンス・ヴォーン |
監督:クリストファー・ランドン |
2020 / アメリカ / シネマスコープ / 102分 |
この入れ替わり、最悪がすぎる
「ゲット・アウト」「アス」「透明人間」などを送り出してきたスタジオ・ブラムハウスから新たなオリジナルホラーが登場。出演は、気弱で冴えない女子高生ミリーに「名探偵ピカチュウ」(19)「スリー・ビルボード」(17)のキャスリン・ニュートン。手当たり次第に殺戮を企てる連続殺人鬼をパワフル、かつ、妖艶に演じる。入れ替わってしまう連続殺人犯ブッチャーには、「ドッジボール」(04)や「サイコ」(98)を代表作にコミカルな演技からシリアスまで幅広く活躍する、演技派ヴィンス・ヴォーンが、自らの身体を取り戻すために奮闘する女子高生を愛すべきキャラクターとしてポップに演じる。監督・脚本は「ハッピー・デス・デイ」シリーズのクリストファー・ランドン。
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