この世に絶望し、信じるものを失った牧師。戦禍に見舞われた街を上空から眺めるカップル…悲しみは永遠のように感じられるが、長くは続かない。これから愛に出会う青年。陽気な音楽にあわせて踊るティーンエイジャー…幸せはほんの一瞬でも、永遠に心に残り続ける――。
新着映画情報
『ホモ・サピエンスの涙』
原題:OM DET OÄNDLIGA / About Endlessness
配 給 : | ビターズ・エンド |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2020年11月20日 |
映画館: | ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開 |
マッティン・サーネル |
監督・脚本:ロイ・アンダーソン |
2019/スウェーデン・ドイツ・ノルウェー/スウェーデン語/76分 |
人類は、悲劇に負けずに生きていける
前作「さよなら、人類」(14)で、第71回ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞に輝き、5年ぶりとなる最新作「ホモ・サピエンスの涙」でも第76回同映画祭銀獅子賞(監督賞)受賞という快挙を成し遂げた巨匠ロイ・アンダーソン。本作で描かれるのは、時代も性別も年齢も異なる人々が織りなす悲喜劇。映像の魔術師ロイ・アンダーソン監督が構図・色彩・美術と細部まで徹底的にこだわり、全33シーンすべてをワンシーンワンカットで撮影した。実在の名画の数々からインスパイアされた美術品のような映像美にのせて「千夜一夜物語」の語り手を彷彿とさせるナレーションが物語へと誘う。
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