フランス海軍の潜水艦で、並み外れた聴覚を活かし「黄金の耳」と呼ばれる特殊分析官として従事するシャンテレッド。それは僅かに聞こえる音から敵の動向を探る重要なポジション。しかしシリアでの潜航任務中、彼は怪しげな音に気づくも識別に失敗し、その判断ミスから甚大な危機を招いてしまう。彼の耳を惑わせたのはまるで“狼の歌(呼び声)”のような正体不明のソナー音。やがて再びその音が聞こえたとき、シャンテレッドは人類滅亡の危機を賭けた決断を迫られる。
新着映画情報
『ウルフズ・コール』
原題:Le Chant du loup / The Wolf's Call
配 給 : | クロックワークス |
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公開日: | 2020年09月25日 |
映画館: | 全国公開 |
フランソワ・シヴィル |
監督:アントナン・ボードリー |
2019/フランス/シネマスコープ/5.1ch/115分/字幕翻訳:大城哲郎 |
それは、人類滅亡への呼び声――
『フランス映画祭2019』で上映され、喝さいを浴びた“フランス発潜水艦ムービー”。本作で長編監督デビューを果たしたのは、元外交官そしてコミック作家というユニークな経歴を持つ新鋭アントナン・ボードリー。その緻密な脚本と情熱に、新人としては異例の予算規模を与えられ、若手No.1の呼び声高いフランソワ・シヴィル、大ヒット作「最強のふたり」(11)のオマール・シー、「アメリ」(01)のマチュー・カソヴィッツら、フランスを代表する俳優陣が集結。さらにはフランス海軍全面協力の下、本物の潜水艦を使用した撮影まで行われた。
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