1933年、ヒトラーに取材した経験を持つ若き英国人記者ガレス・ジョーンズには、大いなる疑問があった。世界恐慌の嵐が吹き荒れるなか、なぜスターリンが統治するソビエト連邦だけが繁栄しているのか。その謎を解くために単身モスクワを訪れたジョーンズは、外国人記者を監視する当局の目をかいくぐり、すべての答えが隠されているウクライナ行きの汽車に乗り込む。やがて凍てつくウクライナの地を踏んだジョーンズが目の当たりにしたのは、想像を絶する悪夢のような光景だった……。
新着映画情報
『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』
原題:Obywatel Jones / Mr. Jones
配 給 : | ハピネット |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2020年08月14日 |
映画館: | 新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国公開 |
ジェームズ・ノートン |
監督:アグニェシュカ・ホランド |
2019/ポーランド・イギリス・ウクライナ/英語・ロシア語・ウクライナ語・ウェールズ語/シネマスコープ/5.1ch/118分/字幕翻訳:安本煕生/字幕監修:沼野充義/PG12 |
皆、狂うほどに餓えている――
「太陽と月に背いて」(95)「ソハの地下水道」(11)のアグニェシュカ・ホランド監督が、息もつかせぬサスペンスフルな語り口、陰影豊かなビジュアルで、秘密主義の独裁国家に潜入した実在のイギリス人ジャーナリストの闘いを描く。
主人公のジョーンズを演じるのは、NHKでも放映された英BBC制作の超大作ドラマ「戦争と平和」(16)のアンドレイ・ボルコンスキイ役で注目され、「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」(19)にも出演するジェームズ・ノートン。ニューヨーク・タイムズのモスクワ支局で働く記者エイダに「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」(19)の ヴァネッサ・カービー。「ニュースの天才」(03)「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」(16)のピーター・サースガードが、ニューヨーク・タイムズのモスクワ支局長であり、ピューリッツァー賞も受賞したウォルター・デュランティに扮している。
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