尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」が閉館を迎えた。最終日は、「日本の戦争映画大特集」のオールナイト興行。そこで映画を観ていた若者3人は、突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンの世界にタイムリープする。戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島へ――。そこで出会ったのは移動劇団「桜隊」だった。「桜隊」を救うため、3人の男たちは運命を変えようと奔走するのだが…。
新着映画情報
厚木拓郎 |
監督:大林宣彦 |
2020/日本/179分/PG12 |
映画は未来を変えられる――!! 大林宣彦監督が新しい世代へ託すメッセージ。
「転校生」(82)「時をかける少女」(83)の大林宣彦監督が、20年振りに故郷「尾道」へ還ってきた。尾道にある海辺の映画館を舞台にした最新作は、まさに“キネマの玉手箱”!物語は、戦争の歴史を辿りながら、無声映画、トーキー、アクション、ミュージカルと様々な映画表現で展開していく。メインキャストとして、銀幕の世界へタイムリープする3人の若い男を厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦が演じる。メインキャストの他では、坂本龍馬役の武田鉄矢、千利休役の片岡鶴太郎、大久保利通役の稲垣吾郎など豪華キャスト陣が参加。
©2020「海辺の映画館−キネマの玉手箱」製作委員会/PSC