第二次世界大戦下のソ連。迫り来る戦火から逃れるため、レニングラード国立オペラ・バレエ劇場はモロトフに疎開していた。寒さと食糧不足に悩まされながら、団員達はまもなく初演となるバレエ『ガイーヌ』の練習を続けている。劇団の音楽を担当する作曲家アラム・ハチャトゥリアンは振付家のニーナから連日のように変更が伝えられ、修正に追われていた。重圧に苦しむアラムは、入院騒ぎを起こしてしまうが、親友の作曲家ショスタコーヴィチらとの音楽談義に癒され、作曲家としての矜持を強くする。初演が迫ったある日、文化省の役人プシュコフは完成した『ガイーヌ』の結末を変更した上に、最終幕に士気高揚する踊りを追加せよと命じる。団員の誰もが不可能と訴えるが、アラムは作曲家人生を懸けて理不尽な挑発に立ち向かう……。
新着映画情報
『剣の舞 我が心の旋律』
原題:Tanets s sablyami / Sabre Dance
配 給 : | アルバトロス・フィルム |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2020年07月31日 |
映画館: | 新宿武蔵野館ほか全国順次公開 |
アンバルツム・カバニアン |
監督:ユスプ・ラジコフ |
2019/ロシア・アルメニア/ロシア語・アルメニア語/シネマスコープ/5.1ch/92分/字幕翻訳:堀池明 |
わずか8時間で生まれた伝説の名曲
『仮面舞踏会』『剣の舞』など数々の名曲を残したクラシック界の巨匠アラム・ハチャトゥリアン。彼が、若き日にたったひと晩で書き上げた20世紀の名曲『剣の舞』に込めた民族の悲しみと世界平和への祈り、その知られざる真実が明らかになる。
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