19世紀、アメリカ、マサチューセッツ州ボストン。マーチ家の四姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミー。情熱家で、自分を曲げられないため周りとぶつかってばかりの次女ジョーは、小説家を目指し、執筆に励む日々。自分とは正反対の控えめで美しい姉メグが大好きで、病弱な妹ベスを我が子のように溺愛するが、オシャレにしか興味がない美人の妹エイミーとはケンカが絶えない。この個性豊かな姉妹の中で、ジョーは小説家としての成功を夢見ている。ある日ジョーは、資産家のローレンス家の一人息子であるローリーにダンス・パーティで出会う。ローリーの飾らない性格に、徐々に心惹かれていくジョー。しかしローリーからプロポーズされるも、結婚をして家に入ることで小説家になる夢が消えてしまうと信じるジョーは、「私は結婚できない。あなたはいつかきっと、もっと素敵な人と出会う」とローリーに告げる。自分の選択でありながらも、心に一抹の寂しさを抱えながらジョーは小説家として自立するため、ニューヨークに渡る――。
新着映画情報
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
原題:Little Women
配 給 : | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
---|---|
公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2020年06月12日 |
映画館: | 全国ロードショー |
シアーシャ・ローナン |
監督:グレタ・ガーウィグ |
2019/アメリカ/アメリカンビスタ/135分 |
今日も「自分らしく」を連れて行く──。
19世紀を代表する女性作家、ルイーザ・メイ・オルコットの世界的ベストセラー小説『若草物語』を、「レディ・バード」(17)で長編映画監督デビューを果たしたグレタ・ガーウィグ監督が繊細にそしてみずみずしく描く。主人公ジョー役を演じるのは「レディ・バード」のシアーシャ・ローナン。ジョーのソウルメイトであり彼女に愛を告白するローリー役には「君の名前で僕を呼んで」のイケメン実力派俳優ティモシー・シャラメ(17)。さらに長女のメグ役は「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン、三女のベス役はHBOのドラマ「シャープ・オブジェクツ」のエリザ・スカンレン、そして常に自問する頑固で有名な、家族の末っ子エイミー役をフローレンス・ピュー(「ブラック・ウィドウ」)が演じる。さらにベテランのローラ・ダーンがマーチ家の愛情豊かな母親を好演し、アカデミー賞®の常連、名女優のメリル・ストリープが四姉妹の裕福なマーチ叔母役で華を添える。