上海で、男性向けの回春薬を売る小さな店の主チョン・ヨンは、店の家賃さえ払えず、妻にも見放され、人生の目標を見失っていた。ある日、「血液のがん」である慢性骨髄性白血病患者リュ・ショウイーが店に訪れる。国内で認可されている治療薬は非常に高価であるため、安価で成分が同じインドのジェネリック薬を購入してほしいという依頼だった。最初は申し出を断ったものの、金に目がくらんだチョンは、ジェネリック薬の密輸・販売に手を染め、より多くの薬を仕入れるため、購入グループを結成する。依頼人のリュを始め、白血病患者が集まるネット・コミュニティの管理人で、自身も白血病の娘を持つポールダンサーのリウ・スーフェイ、中国語なまりの英語を操るリウ牧師、力仕事が得意な不良少年のボン・ハオが加わり、事業はさらに大きくなっていく。しかし、警察に目をつけられ始め、いったんはグループを解散したチョン・ヨンたちだったが、薬を絶たれた患者たちの悲痛な叫びに決意を固める。患者の負担を軽くするため仕入れ値以下の価格で薬を売り、あえて危険な仕事を続ける彼に待ち受ける結末とは・・・。
新着映画情報
『薬の神じゃない!【公開延期】』
原題:我不是薬神 / Dying to Survive
配 給 : | シネメディア |
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公開日: | 2020年05月01日 |
映画館: | 新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開 |
シュー・ジェン |
監督:ウェン・ムーイエ |
2018/中国/北京語・英語/ビスタ/5.1ch/117分 |
何がホンモノで、何がニセモノか!?
中国で500億円を超える記録的大ヒットを記録し、金馬奨・主演男優賞、新人監督賞をはじめ多くの映画賞を受賞した社会派エンタテインメント 。本作のモデルとなったのは、2014年に中国で実際に起こり、中国の医薬業界に改革をもたらしたジェネリック薬の密輸販売事件。
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