国有企業の工場で働くヤオジュンとリーユン夫婦は、中国の地方都市で幸せに暮らしていた。大切なひとり息子シンを事故で失うまでは…。乗り越えられない悲しみを抱えたふたりは、住み慣れた故郷を捨て、親しい友と別れ、見知らぬ町へと移り住む。やがて、時は流れ――。
新着映画情報
『在りし日の歌』
原題:地久天長 / So Long, My Son
配 給 : | ビターズ・エンド |
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公開日: | 2020年04月03日 |
映画館: | 角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開 |
ワン・ジンチュン |
監督:ワン・シャオシュアイ |
2019/中国/アメリカンビスタ/185分 |
改革開放後、“一人っ子政策”が進む1980年代、経済成長を遂げてきた1990年代、そして2000年代…喜びと悲しみ、出会いと別れを繰り返し、それでも共に生きていく夫婦の姿を激動の中国30年を背景に映し出す。出演は、夫ヤオジュンを「薄氷の殺人」(14)のワン・ジンチュン、妻リーユンを「黒衣の刺客」(15)のヨン・メイが演じ、本作で第69回ベルリン国際映画祭最優秀男優賞(銀熊賞)、最優秀女優賞(銀熊賞)をW受賞する快挙を成しとげた。監督は、ジャ・ジャンクーやロウ・イエ、ワン・ビンらと共に中国“第六世代”監督と呼ばれるワン・シャオシュアイ(「北京の自転車」)。
©Dongchun Films Production